五武先生による、対ガンダム20年戦争における、刺客第一弾。とにかくボトムズが、リアルロボットアニメの頂点だということに異議を唱えるアニメファンは、ほとんどいないのではないだろうか。しかし「リアル」という言葉を一般的な意味で「リアリティがある」という言葉だと考えてしまうと大間違い。実はボトムズは、全くリアリティの無い話なのである。普通テクノロジー格差という言葉は、例えばコン・バトラーVを見て、「こんなロボット、現代の科学力で作れるわけねえだろ!」という使い方をする。こういったことがありすぎるから、スーパーロボットアニメはリアリティが無くて駄目なんだ、というわけである。しかしボトムズは逆の意味でリアリティが全く無い。恒星間飛行ができるほどの科学力を持った銀河帝国同士の星間戦争のお話のはずなのに、その最新兵器であるのATは、どう見てもベトナム戦争レベルの装備で戦争をやっているのだ。これだけのテク
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