6月2日、日銀は、大型倉庫の相次ぐ建設など最近の物流業界に関して初のリポートをまとめた。写真は日銀。昨年10月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino) [東京 2日 ロイター] - 日銀は2日、大型倉庫の相次ぐ建設など最近の物流業界に関して初のリポートをまとめた。インターネット通販の普及やコンビニ・小口スーパーの拡大を背景に小口配送の需要が拡大しているほか、圏央道の開通などさまざまなイベントが重なり、物流業界の動きが活発化しており、国内の設備投資や不動産市場への影響を通じて日本経済にプラスの刺激を与えていると指摘している。 リポートによると2013年から14年にかけて大量の新たな物流施設の供給が計画されているものの、物流施設の空室率は昨年4─6月以来、過去最低水準が続いており、賃料も上昇傾向にあるなど、物流不動産市場で需給のひっ迫した状態が続いていると指摘。 背景として、1)ネッ