「『この時代しかわからない』という学者が寄せ集められて歴史教科書は作られるので、単なる事実の羅列になってしまい、各時代のつながりがわかりにくいのです」と語る茂木誠氏「学生時代の勉強が大人になってどう役立つのか?」というのは誰もが一度は抱く疑問だ。特に日本史や世界史は「暗記」のイメージが強く、無味乾燥な教科書に苦しんだ人も多いだろう。 そんな日本の歴史教育に一石を投じるのが、人気予備校教師である茂木誠氏の新著『世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史』だ。世界の動きを通じて日本の歴史を見ることで、浮かび上がってくるものとは? * * * ―茂木先生といえば世界史の人気講師ですが、大学生時代の専攻は日本史なんですよね。 茂木 もともと日本史の先生になりたかったんです。でも、就活のときに教えられる学校が見つからず、やっと採用された地元の私立高校では「うちは日本史の教
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