"スマートフォン(スマホ)の次"を狙う主役の有力候補として注目を集める「ウエアラブル端末」。年80%超の成長が予測される有望な市場を狙い各社が競って参入している。米グーグルは眼鏡型端末「グーグルグラス」を開発者向けに提供開始しアプリを増やすなど、一般発売に向けた環境を整えつつある。だが、同様の「インテリジェントグラス」を開発するNTTドコモに焦りはない。「常に身につけて使ってもらう」ことをはじめ、いくつもの課題を克服するまでは本格的な普及は始まらないと見ているためだ。ユーザーの啓蒙や社会の認識と合わせて課題を1つずつクリアしていくドコモ独自のシナリオとその狙いを開発者に聞いた。
![グーグル先行の「グラス」市場 あえて焦らぬドコモの戦略 ジャーナリスト 石川 温 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6569576dd36b1392a8997fae5d6528652261b215/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZZO6427872018122013000000-47.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D8974f4fc8024b5656ef7a4e8c4295972)