近年発売されたNVIDIA製GPUの多くは、ハードウェアエンコーダー「NVENC」が利用できます。これは、動画のエンコードをGPU内蔵の専用ハードウェアを用いて行うもので、CPUで処理を実行するソフトウェアエンコーダーより高速にエンコードが実行できます。 このNVENCは、「GeForce RTX 20シリーズ」および「GeForce GTX 16シリーズ」が採用したGPUアーキテクチャ「Turing」世代にて、H.265形式でのBフレームをサポートしました。これにより、CPUを圧倒するエンコード速度に加え、圧縮率も向上したことでNVENCの実用性がさらに高まっています。 Bフレームとは、差分情報だけを保持したフレームで、再生時には手前のフレームと合成することで画像として成立します。これにより、各フレームに画像としての完全な情報を保持するよりも情報量を減らせるため、同じ画質ならより低容量、
2020年は自作PCシーンが大いに盛り上がり、話題に事欠かない年だった。そんな空気に感化されて、去年の11月頃、4年ぶりにゲーム用PCを新調した。 ステイホーム需要もあるのか、これまでになく自作PCへの関心が高まっていると感じる。また、PS5が品薄でなかなか手に入らなかったり、コンソール版Cyberpunk 2077が満足に動かなかったりして、PCを買いたいと考える方もいるかもしれない。 そのような、興味はあるが実際どうなのと思っている方、または数年前に自作経験のある復帰組(いわゆるSandy Bridgeおじさん)へのなにかの参考になるかもしれないので、小型ゲーミングPC自作について自分の意見を書こうと思う。 置き場がない! PCを買うとき、自分が最も困るのが置き場所。なので、机や棚に置ける小型のサイズ(SFF・スモールフォームファクタ)で自作するのが好きだ。小型PCは組立てが難しいとか
Pascal世代最初のGeForce,見どころは絶対性能と消費電力対性能比 GeForce GTX 1080 (GeForce GTX 1080 Founders Edition) Text by 宮崎真一 GTX 1080のFounders Edition 北米時間2016年5月6日,NVIDIAはデスクトップ向けGPUの新製品「GeForce GTX 1080」(以下,GTX 1080)と,その下位モデル「GeForce GTX 1070」(以下,GTX 1070)を発表した。 GTX 1080とGTX 1070はいずれもNVIDIAの新世代GPUアーキテクチャ「Pascal」(パスカル)を採用。製品型番が示すとおり,「GeForce GTX 980」「GeForce GTX 970」を置き換える製品だ。 GTX 1080の北米市場におけるメーカー想定売価が599ドル(税別)のところ,
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