ビジネスシーンで大きな役割を果たしているダイレクトメール(DM)。テレビCMのような派手さはないものの、その活用法は実務の現場で日々進化を続けている。既存会員の活性化を目的に、クレディセゾンは、月に最大で50パターンのDMを送っているという。そのパーソナライズの考え方を聞いた。 サービスが必要となるシチュエーションを突き詰める ─ダイレクトメールを活用して一定の成果を挙げられているとのことですが、ネットへの置き換えは? 確かに、以前に比べ、紙メディアを用いることへの抵抗は、実際問題として各社にはあるのではないかと思います。これまで以上に、施策としての意義、成果を残すことが求められているのが現状でしょう。 これとちょうど背中合わせにあるのがEメールマーケティングです。不可欠な施策ではありますが、メールならすべて安価に解決できる─そんな思い込みに陥ってしまうこともあるように感じます。現場と