京阪ホールディングスは21日、京都アニメーション(京アニ)放火殺人事件により延期していたアニメ作品とのコラボレーション企画「京阪電車×響け!ユーフォニアム2019」を11月1日から開催すると発表した。企画の売り上げ相当額を事件の被害者への義援金として寄付する。 「響け!ユーフォニアム」は高校吹奏楽部員の青春を描いた作品。京阪宇治線など宇治市が舞台となっていて、アニメーション制作を京アニが手掛けた。 今回の企画では1日乗り降り自由のイラスト付き乗車券を発売。京津線と石坂線を除く全線用(1300円、5千枚限定)を出町柳駅や三条駅など主要駅で、京津線、石坂線用(1400円、4千枚限定)を、びわ湖浜大津駅で販売する。 作品で登場する宇治市内のシーンをまとめたマップの配布や、宇治線の駅へのキャラクター等身大パネル設置、スマートフォンアプリを使ったデジタルスタンプラリーも行う。 企画は当初7月20日か