昭和の頃、お誕生日やクリスマスの定番だったというバタークリームのケーキ。少し黄色っぽく固めのクリームに、生のフルーツではなく、アンゼリカという赤やグリーンの砂糖漬けが飾られているのが定番だったという。 かつての日本には、そんな「バタークリーム黄金時代」があったのである。 その後、生クリームのケーキが主流となってからはすっかり日陰の身(?)となったバタークリームケーキだが、最近手みやげでいただいたことから初めて食べてみたところ、そのおいしさにビックリ!! 個人的にはむしろ、生クリームのケーキより好きかもしれない……。 と、そんなきっかけがあって調査してみたところ、ネットでもバタークリームのケーキがじわじわ人気のようで 復活&ブームの予感!? その多くが「懐かしの味」をうたい、デザインもいまどきのスイーツというより、バラの花などをあしらったパステルカラーでやさしく温かな昭和テイストが主流のよう