1時間でわずか数メートルしか進まない 石川県の能登半島は、今年元日に震度7の大地震に見舞われた。「現代ビジネス」記者が見た現地の衝撃的な光景をお届けしよう。 輪島市の中心部から、金沢方面に通じる道は県道1号線しかない。能登半島地震から3日経っても、夕刻になると1時間でわずか数メートルしか動かない大渋滞だ。GoogleMapで確認すると、10キロ以上の道が真っ赤に染まるほどだ。 ときおりパトカー、救急車が通過していく。数台前には自衛隊の応援車両があったので「事故でもあったのか」と聞いてみるが「まったくわからない」というばかり。緊急、復旧以外の車が多いことが理由の一つにあるようだ。 石川県警は被災地への支援物資の輸送の迅速化のため、1月7日から「のと里山海道」の能登方面について災害関係、緊急車両以外を通行止めにすると発表した。 「現代ビジネス」記者が、取材目的だけでなく、被災した知人に物資を届
「避難所をなんだと思ってる」賞味期限切れ食品にシェフ怒り 一方的に置いていかれた支援物資…“民間物資”の受け入れ一時中止に 七尾市の避難所で500食以上を炊き出し 石川・七尾市の避難所にできた段ボールの山。小学校の玄関を埋め尽くしている。 避難所となっている小学校の玄関を埋め尽くす段ボール(石川・七尾市) この記事の画像(30枚) これらはすべて支援物資。中には古着とみられる大量の洋服や、賞味期限が2019年8月で切れたドリンクもあった。 中には古着とみられる大量の洋服も この現状に怒りの声を上げる人物がいる。 石川・金沢市でレストランを経営する川本紀男シェフによるSNS投稿 「この大半が使えないゴミ、避難所なんだと思ってる 昨日の事、長野ナンバーのトラックが来てトラック1杯分 半分以上のゴミを置いて帰った ドリンクは全て賞味期限切れ なんて野郎だ」 こうSNSに投稿したのは、石川・金沢市
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