12日に大阪・浪速警察署の警察官が、路上で女性の体を触ったとして無関係の男性を逮捕していたことが分かりました。 警察によりますと、男性が犯人だとする女性の証言をうのみにしていたということで、大阪府警による誤認逮捕が明らかになったのは、先月以降、今回で4件目です。 警察によりますと、12日午前4時ごろ、大阪・浪速区日本橋で路上を歩いていた40代の女性が自転車に乗った男に体を触られる事件があり、浪速警察署の警察官が近くにいた50代の団体職員の男性を大阪府の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕しました。 しかし、警察の調べに対して男性が「何もしていない」などと容疑を否認し続けたため、警察は逮捕からおよそ5時間後に男性を釈放し、現場周辺の防犯カメラの映像の解析などを進めていました。 その結果、13日になって、現場の防犯カメラの映像に、男性とは別の服装の男が写っていたことが分かり、警察は誤認逮捕を認め、男性