JICAの件は皆さんも「何のことやら」だと思うので説明。 ODAの名目で、途上国の病院にニセ科学装置を置いて来るという行為がありました(2017年)。 設置業者は「効果あり」と報告しましたが、実際に効果などあるはずなく、当事者国からクレームが来ている様子。 国際問題の火種です
来年度予算案で、17年ぶりに政府開発援助(ODA)が増額されることがニュースになりました。中国の途上国に対する大規模な援助外交を意識したものとも報じられています。その中国に対する日本のODAは、少ないながらも続いており、批判的に語られることもあります。対中ODAは現状どうなっていて、どんなことに使われているのか。元外交官の美根慶樹氏が、経緯や歴史を振り返りながら解説します。 【図】外交力強化を狙う「ODA」今どうなっているの? 中国に対するODAが1979年に開始されたのは、直接的には中国が文化大革命の混乱期を脱し、改革開放政策に転じたことが契機でしたが、そもそも日本として中国に援助を供与することになったのは、中国が日本と歴史的関係が深く、また、アジアの平和と安定を維持するのに中国の発展が不可欠だと考えられたからでした。 さらに、先の日中戦争で中国に多大の損害を与えてしまったことに対する償
日中両政府は、日本がおよそ40年にわたって続けてきた中国に対するODA=政府開発援助を、今年度の新規案件を最後に終了することになりました。今後は対等な立場で新たな協力方法を話し合う「開発協力対話」を立ち上げ、途上国支援などで連携を図ることにしています。 円借款と金額の大きな無償資金協力の新規供与はすでに終了していますが、日中両政府は今回の安倍総理大臣の中国訪問に合わせて、このほかの無償資金協力と技術協力についても今年度の新規案件を最後に終了することになりました。 安倍総理大臣が今月26日の李克強首相との首脳会談で提案して理解を得る見通しです。 対中ODAは、道路や発電所といったインフラ整備のほか、環境対策や人材育成など幅広い分野で活用され、日中の協力関係を支える大きな柱となってきましたが、中国が日本を抜いて世界2位の経済大国となる中、日本国内で対中ODAを疑問視する声が高まっていました。
世界最大のODA拠出国・日本 支出額では計り知れない大きな効果 タグ: ODA 政府開発援助 対外援助 日本の国益 日本の好感度 経済的利益 日系企業 国民意識調査 発展途上国 国際社会 日本は政府開発援助(ODA)において世界最大規模の支出額を誇っている。日本政府による対外援助は1954年から開始されており今ではその累計額は数千億米ドルに達するという。 その金額だけを見ると凄まじいが、日本政府は決して一方通行的な贈与をしている訳ではない。戦後、日本の外交策において、最も重要かつ有効な手段の一つであった対外援助は、日本に多大なる国益をもたらしてきた。 国土が狭く、資源に乏しい日本では、エネルギー源の99%、穀物の70%を輸入に頼っている。対外支援により資源保有国との関係強化を実現し、日本の資源およびエネルギーの安定供給は確保されることになった。
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