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さて、この夏から水面下で進行しておりました『サルまん』復刊プロジェクトにつきまして、ここに謹んでご報告いたします。 まず経緯から紹介しますと、92年にオリジナル版の3巻が出て早13年、97年には上下2巻の新装版が出ましたが、それから数えても8年が経過し、どちらもとっくに品切れ状態であるにも関わらずあくまで絶版ではないので他社から出すわけにもいかないという蛇の生殺し状態にあった『サルでも描けるまんが教室(愛称・サルまん)』でありますが、結構、「もう一度読みたい」という読者の声も根強くあったのです。 また「アニメ絵」「イヤボーンの法則」「一発ギャグ」「強い奴のインフレ」など、この作品から生まれた言葉がすでに定着しているにもかかわらず、オリジナルが読めないということで若い世代の読者様からも不満の声が寄せられておりました。 ←H氏 特に昨年はサル年であったわけですが、一昨年、小学館のH氏(マンガ家
19世紀の後半は,視覚的なものが社会において優位に立ったことで特徴付けられる.しかもその視覚性の優位は,ルネサンスの時代の認識論的秩序にあるような相似や類似に基づいた,そして決定的に世界の秩序が人間の秩序に基づいたようなマクロコスムとミクロコスムの相関性に準拠しているのではなく,反復と移動のファンタスムを特徴としていた.それは類似ではなく,反復,すなわち同一のものの繰り返しである.そして何よりも,反復されたものがあらゆる意味において移動することで,その存在と意義を増幅した.例えば蓄音機の発明は,音の反復と関係する.同一の音を幾度でも反復させるために,音はシリンダーやディスクに保存された.そしてその音は再生される際に,アンプリファイヤーを通して増幅されるのである.この増幅は,もちろんアンプによる音の大きさの増幅に限られるのではない.反復されることによって,同一の音が到る所に広がってゆく.ディ
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大竹財団主催講演会「マグリット、ダリ、ミロ −現代美術と現代社会」に参加してきました。 朝日カルチャーセンターで昨年行われた見田先生の「芸術社会学入門」の記録の大澤真幸氏の言葉を読んでいたおかげで、前もって心の準備はできていたのでよかったです。 芸術社会学入門(1) - 朝日カルチャーセンターでの講座。 遅刻: http://www.kiryuusha.com/makiwiki/wiki.cgi?%B7%DD%BD%D1%BC%D2%B2%F1%B3%D8%C6%FE%CC%E7%A1%CA%A3%B1%A1%CB#i3 「見田先生はたいてい30分以上遅刻なさいます。ですからみなさん、驚かないでください。」 「なにしろ『時間の比較社会学』をお書きになった方ですからね。」 「この時間を、無駄だとか無意味だと思わないことが重要です。 そう感じるということは、既にある種の疎外が始まっているという
ディディ=ユベルマン コンタクト・イメージ 紹介 以下に試訳しているのは、美術史家ディディ=ユベルマンのエッセイ集『ナナフシ』に収録された文章です。コンタクト・イメージというのは、通常、印画紙のうえに被写体を直に置いて、つまり接触させて露光し、それを取り除いた後にできるイメージのことを指します。フォトグラムと言い換えるひともなかにはいます。あるいは、ネガを直接印画紙に接触させてプリントしたものをコンタクト・プリントと呼びますが、これもコンタクト・イメージと呼ぶことができるかもしれません。 コンタクト・イメージは、しばしば写真史のなかで起源的イメージとして、多様な可能性を持ちえた根源的写真として、言及されることもあります。写真史-/写真論のなかで、コンタクト・イメージは起源との接触性、あるいはインデックス性ゆえに独特の位置を与えられているかもしれません。写真論としてこのエッセイを
学生に校正を頼まれた訳稿ですが、とりあえずブログでは読みにくいことこのうえないので、ページにして挙げておきます。『鏡と窓』展のシャーカフスキーの文章はかつて抄訳や部分訳が雑誌に掲載されたこともありますが、省略部分や訳の不確かな部分も多いようです。なるべく早いうちに全体を挙げてしまう予定です。(20051104) はじめに �@本書において私は、過去二十年間にアメリカで展開してきた写真芸術についてのバランスのとれた、ただし批評的に焦点を絞った見方を提供したい。言い換えれば私は、公正であるだけではなく明快でもありたいと思っているのである。この二つの目標の間に矛盾があるように見える現在の状況下では、私は最善を尽くして明快さを選んでみたい。というのも、漠然とした真実よりも明快な誤謬のほうがずっと啓発的であるかもしれないからである。 �A本書は、過去二十年間に渡って世間の関心を集めたアメリ
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