Web会議やチャット、プロジェクト管理、セキュリティツール、チャットbotなどSaaSの利用は日々拡大している。こうした状況でSaaS管理に頭を悩ませる情シスは少なくない。 ネットショップ開設やPOSレジサービスなどを提供するSTORES(東京・恵比寿)もかつては同じ悩みに直面していた。同社では200近くのSaaSが使われているが、管理が上手くいかなかった頃はライセンス費用や運用コスト、セキュリティリスクが増加していたという。 「アカウントの棚卸しが大変なこともあり、同じSaaSを複数の組織で使っていたり、活用できていないのに上位プランのアカウントが存在したりと無駄なコストがかかっている状態でした。退職者のアカウントの削除漏れや、管理者権限を持つユーザーの乱立、年間契約のSaaSを解約し忘れてもう1年余計にライセンス費用を払ったこともありました」とSTORESの中野達也氏(PX部門 IT本
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