昔から「夜光」に惹かれる。「夜光塗料」の夜光である。 おもちゃや文房具、雑貨に「暗いところで光るよ!」と書いてあればわくわくして買ったし、間違って「蛍光」のを買ってきちゃったときは心底がっかりした。蛍光いらない。夜光がいい。おかげで蛍光モノにはいまだ複雑な思いだ。そんなことはまあ置いといて。 最近までそんなわくわく感を忘れていたのだが、ついこの間、工作材料店に買い出しに行った折「夜光塗料」が普通に売られていた。ので思わず買ってしまった。 買ったはいいが、どうしよう。顔にでも塗って誰か驚かすのか? (乙幡 啓子) 魔法の水(含・有機溶剤)をてにいれた! 赤・黄・緑と3色ある中、緑色のを買ってきた。一番ソレっぽいと思ったのだ。この塗料は繰り返し蓄光でき、4~8時間発光するという。 だがここで考えてみてほしい。いくら「夜光る」からといって、いざ手にしてみるとどうしていいものやら戸惑うものなのだ。