「ARROWS X F-10D」 Tegra 3搭載機の“中身”を分解して知る:バラして見ずにはいられない(1/2 ページ) 富士通がクアッドコアプロセッサー「Tegra 3」をスマートフォンに搭載したことで話題になった「ARROWS X F-10D」。このスマートフォンは、現在主流のQualcomm製チップを利用する製品とは異なるプラットフォームとなっており興味深い。 2012年夏は、Qualcommのモバイル用アプリケーションプロセッサーが供給不足に陥り、多くのメーカーの製品計画に狂いが生じた。ある製品はカラーバリエーションが出せなくなり、ある製品は短期間で販売を終了した。そうした状況を尻目に、Qualcomm製ではないアプリケーションプロセッサーを搭載した製品は比較的順調に販売を伸ばした。中でも富士通の2012年夏モデル「ARROWS X F-10D」は、NVIDIAのクアッドコア(
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