2013年1月10日のブックマーク (1件)

  • 子育て参加に妻のにおい・声必要…オスのマウス : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    オスのマウスは、連れ合いのメスのにおいや声に促されて子育てに参加するという研究結果を、東田(ひがしだ)陽博(はるひろ)・金沢大学特任教授(神経化学)らが、科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に発表した。 マウスのオスは、自分の子を産んだメスと一緒にすると、マウスの子どもを口にくわえて運んだり体をなめたり子育てをする。 ところが、オスとメス約40組の実験で、メスのにおいがしない新しい飼育箱にオスを入れて約5分たつと、子どもを一緒にしても子育てをしなくなった。メスと一緒だと子育てをした。 メスはふつう50~90キロ・ヘルツの声で鳴くが、子どもと引き離されると38キロ・ヘルツの低めの声を出す。この声を聞いたオスは、メスのにおいがなくても子育てをした。連れ合いのメスでなければ、においや声に効き目はなかった。