(昨日の続き) 贈賞式と祝賀パーティが終わりそうな頃、二次会の案内が配られる。別の場所で日本SF大賞関連の集りがあるという。 やがて会場には「蛍の光」が流れる。むむむ、そうそう懐かしい。中学校では「もう下校の時間となりました。教室や校庭にいる生徒は、すぐ下校しましょう」と放送部のアナウンスが流れるんだけど、みんなは校門のあたりに集って、何やかやとしゃべくり合っていたものだ。今日もそんな感じなのか、しばらくみんなはフロアや受付前でたむろしている。 で、下に降りようとしても、エレベーターホール前の人が乗ってこない。いっしょになった新井素子さんが「あれ、みんな降りないのね」といって、扉を開いたままにしておくボタンから手を離す。 そのエレベーターには、さっきの高級クラブのスタッフの方々らしい一団が。あの谷間と接近遭遇である。 でもまだ8時少し過ぎで、ニ次会の開始時間にはだいぶある。と、1階のフロア