ネコがいれば本なんてどうでもいいじゃないですかー。僕はネコがいないからヒマつぶしで本を読んでるんです。 昔、誰かが言いましたね。「世界と小説では、小説家は常に世界の側につかねばならない」みたいなことを。これは、小説家の自意識過剰です。 僕ならこういいます。 ネコと小説では、我々は常にネコの側につかねばならない。 ここのところ、このブログのエントリーは全くもってヒドイ。愚痴、うわごと、酔っ払いの戯言、その他無意味な言語の羅列は、もともとゼロの極限に位置するこのブログの価値を、再生不能なまでに貶めている、らしい。 そろそろ何か意味のある記事を書かなくては。 高橋源一郎さんのゴヂラという小説がある。ゴジラではなくゴヂラである。この小説は完全に失敗作である、らしい。僕も同感だ。 一般的な小説の成功不成功を図る尺度によると、この小説は不成功である、らしい。僕も同感だ。 なんせ、途中で作者の言