概要 BIND 8 は、以前のバージョンの BIND よりもきめ細かく設定することができます。アクセス制御リストやログの分類など、全く新しい項目が追加されています。すべてのゾーンに共通するような設定しかできなかったものも、ゾーン毎に個別に指定することが可能になりました。こうした仕様を実現するため、また将来の拡張を考慮して、設定ファイルの書式を新たに作ることになりました。 設定ファイル 設定例 ステートメント BIND 8 の設定は、ステートメントとコメントを使って行います。ステートメントはセミコロンで終わります。ステートメントの多くは、いくつかの副ステートメントを内部に持ちます。副ステートメントも、終了記号にセミコロンを使います。 以下のステートメントがサポートされています: acl IPアドレス指定リストに名前を付けて定義します。アクセス制御などの目的で使います。 include ファイ