【ニューヨーク=松尾理也】韓国哨戒艦撃沈事件をめぐる国連安保理の協議が、次回全体会合の見通しが立たない状況に追い込まれている。14日に韓国、北朝鮮双方がそれぞれの主張を安保理各メンバーの前で行ったことで理事国それぞれのスタンスも明らかになったものの、あまりに隔たりが大きく、逆に交渉が暗礁に乗り上げてしまったかたちだ。 多くの外交筋は「外交官レベルの交渉で歩み寄りは可能ではなく、各国政府間での調整が必要」と口をそろえる。安保理主要メンバーがアフガニスタンなどへの視察へ出かけることもあり、哨戒艦事件の協議は早くても月末までは大きな進展は見込めないとの見方が大勢を占めている。 韓国、北朝鮮双方がそれぞれの主張を述べた14日の「非公式相互対話」では、引き続き理事国だけが残ってそれぞれの意見表明を行った。米国は(1)責任の所在を明確にする(2)何が起きたかをはっきり描き出す−の2点を主張。北朝鮮の名
【ソウル=水沼啓子】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で強豪ポルトガルと対戦する北朝鮮を応援しようと、韓国に住む脱北者らが21日夜、ソウル市内の飲食店に集まり、おそろいのTシャツを着て応援を繰り広げる予定という。韓国の聯合ニュースが伝えた。 応援に集まる脱北者は10〜15人。脱北者のアマチュア・サッカーチーム「金剛山」の会員らで、集まる場所も脱北者が運営する店という。 脱北者たちは、「私たちは一つ」という言葉の下に朝鮮半島の地図が描かれた赤い色のTシャツを着て、北朝鮮チームを応援する計画という。 脱北者たちは「北朝鮮が嫌いで脱出してきたが、それでも故郷は故郷だ。同胞愛は仕方ない」という思いで一致したという。
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