a depressed and fragile mechanical engineerうつ病患者として、機械技術者として生きる小市民が、仕事や治療の日常生活、裏話、ウンチク、経験談、失敗談を綴ります。それと並行して読書で出合った本の紹介と論考を披露します。 こんばんは、機械技術者「おだぐ」です。 昨日の記事「本物の学者と学問の将来」はこちら! 昨日書いた学問を巡る私の批判と覚悟に関する拙文は思いのほか反響があり、改めて考えさせられるメッセージも幾つか受け取りました。ツイッター上でもアカデミアの方と熱い議論を交わすことができました。 今の私の力では上手く纏め上げることのできない問題群が存在するのですが、可能な限り論点を整理したいと思います。 【論点1】死んだ学問は蘇らない。 「一度死んだ技術は蘇らない。」この言葉は私が師事したある工学系の教授のものです。若いころは技術は発展する一方のものだと