印刷 国連総会は14日、スーダンから分離・独立した南スーダンの国連加盟を承認し、ダイス議長が正式に加盟を宣言した。新規加盟は2006年6月のモンテネグロ以来で、南スーダンは193番目の国連加盟国となった。総会後、南スーダン国旗が国連本部に並ぶ加盟国旗に「仲間入り」する記念式典も開かれた。 承認後、潘基文(パン・ギムン)・国連事務総長は「国際社会へようこそ。国連は南北スーダンの平和的共存と、南スーダンの国づくりを支援し続ける」と演説した。南スーダンについては、今年1月の住民投票でスーダンからの分離・独立が98.83%の圧倒的多数で支持され、国際社会が後押しした経緯があり、この日の総会でも加盟国から異論は出ず、全会一致での承認となった。 関連記事南スーダン、193番目の国連加盟国へ 安保理が採択(7/14)南スーダンでのPKO 国連が日本に自衛隊派遣を要請(7/14)南スーダンへのPKO部