全学共通教育科目が来年度から抜本的に再編されることが、松本紘総長から教職員あてのメールで9月20日、明らかになった。また、教養教育の企画と実施責任を一元的に担う新組織として国際高等教育院(仮称)を設置する検討も同時に進んでいることも判明し、このままいけば「パンキョー」は大きくその姿を変えることになる。そこで今回は、再編案の内容を明らかにし、その背景を探りたい。(編集部) この間公開された資料等から明らかになっている、来年度から提供予定の新たな科目群の概要は、以下の通り。現在、全学共通科目はA群(人文・社会科学系科目)、B群(自然科学系科目)、C群(外国語科目群)、D群(保健体育科目群)及びEX群(大学コンソーシアム京都単位互換科目)の5つに区分されている。これを来年度から「人文・社会科学系科目群」、「自然・応用科学系科目群」、「外国語科目群」、「現代社会適応科目群」、「拡大科目群」の5群に