NIH-Japan-JSPS Symposiumという国際会議に出席するために米国ワシントンDCに出張してきました。もともとは東日本大震災後に、米国国立衛生研究所(NIH)から寄付や被災研究者受け入れの援助を頂き、昨年5月にお礼の意味も込めてNIHの研究者10数名を東北大学にお招きしてシンポジウムを行い、石巻へのツアーなども行ったのですが、今年はそれをNIHで行おうという企画でした。さらに背景にある意図としては、かつてNIH全体で300名もいたという日本人研究者が、現在では200名ほどに減少しており、NIHとしてもっと多数の日本人に来てほしいというがあり、日本学術振興会(JSPS)も加わっているのは、「海外学振」と呼ばれる博士研究員の海外派遣制度を支援しているからです。 初日の朝一番の発表だったので、行きの成田のラウンジや飛行機の中でもKeynoteのブラッシュアップをして臨みましたが、前
![「留学すると日本に戻れない」のか? | 大隅典子の仙台通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/14fc4cb19bc4b26d556f3421b5dfc078b7efdb3d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Fpds%2F1%2F201410%2F26%2F22%2Fd0028322_23151281.jpg)