仏南部モンペリエにあるイケアの店舗(2013年3月27日撮影)。(c)AFP/PASCAL GUYOT 【6月4日 AFP】スウェーデンの家具大手イケア(IKEA)は3日、店舗を構えるすべての国で、ネット注文による宅配サービスを開始する方針を発表した。 同社がホームページを開設している国のほとんどでは、顧客は商品の在庫の有無をネット上で確認できるのみで、宅配サービスは提供されていない。ただ、スウェーデンやフランス、カナダなどの古くからの市場は、その例外となっている。 イケアグループのペーテル・アグネフェール(Peter Agnefjall)最高経営責任者(CEO)は声明で、「われわれは、イケアの本当のマルチチャネル化を加速している。今後数年間で、電子商取引をすべての市場に拡大するつもりだ」と述べた。 イケアは、2014年末時点で全世界に361店舗を展開している。(c)AFP