木口の厚さが2インチ、幅が4インチであることからこの名前がついていますが、乾燥させる段階でサイズが変化するため実寸では厚さが1.5インチ、幅が3.5インチ程度で規格化されています。 2×材の樹種 現在、2×材で最も多く使われている樹種は、「SPF(エスピーエフ)」と呼ばれるもの。 これは、スプルース(Spruce、米トウヒ)、パイン(Pine、マツ類)、ファー(Fir、モミ類)などの常緑針葉樹の総称で、いずれも成長が早く加工がしやすいことから、建築材である2×4材に適しているとして昔から使われてきました。主産地はカナダ、アメリカです。