バランスがとれてない マスコミ報道があんまりな状況にあるのは、本コラムの読者であれば、既にご存じだろうが、今回も「あんまりな報道」について、2例を挙げながら取り上げたい。 一つ目は、テレビのコメンテーターである野村修也弁護士に対する、第二東京弁護士会の処分に関する報道だ。野村弁護士は、2012年4月に、大阪市市職員の不祥事を調べる第三者調査チームの責任者として活動し、報告書を出している(http://www.city.osaka.lg.jp/jinji/cmsfiles/contents/0000161/161367/saisyuhoukoku1.pdf、http://www.city.osaka.lg.jp/jinji/cmsfiles/contents/0000161/161367/saisyuhoukoku2.pdf)。 その過程で第三者調査チームが、市の全職員を対象に行ったアンケー
![あまりに残念で的外れな「カジノ法成立」についてのマスコミ報道(髙橋 洋一) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3b60c1f1fe987f97ac97f394c2d70b8019d4300b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2F2%2F1200m%2Fimg_e27cb806971a6887da988591da845772494696.png)