8日午前、合掌造りの集落で知られる富山県南砺市五箇山の国道で、道路脇の斜面に生えていた高さ30メートルのブナの木が倒れて通りかかった車を直撃し、運転していた男性が軽いけがをしました。 8日午前9時40分ごろ、南砺市五箇山にある「菅沼合掌造り集落」の近くで、国道脇の斜面に生えていたブナの巨木が根元近くから折れ、9メートル下の国道に横倒しになりました。 木は通りかかった乗用車を直撃して押しつぶし、運転していた奈良県大和郡山市の28歳の会社員の男性が、腕や脚などに軽いけがをして病院に運ばれました。 警察によりますと、木は高さ30メートル、直径は最も太いところで1メートル90センチあり、中が腐って空洞になっていたということです。 この影響で、現場の国道は事故のあと3時間にわたって通行止めになり、木を取り除く作業が行われました。 菅沼世界遺産保存組合によりますと、木が生えていた斜面は「雪持林」と呼ば
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