報告会での中村哲医師 (c)朝日新聞社 アフガニスタン東部で福岡市のNGO「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師(73)が4日、殺害された。車で移動中に銃撃され、中村医師とアフガン人運転手や護衛ら6人が死亡した。 【アフガニスタンの乾いた大地を、見事な農地に蘇らせた現地の写真はこちら】 中村医師は1984年にパキスタンで医療支援始め、その後アフガニスタンに拠点を移してからも現地で活動を続けてきた。2000年代には水利事業や農業支援へと活動を広げ、砂漠化した土地に水を引くことに力を注いだ。 自分が先頭に立つことで人々がついてくるという考えから、重機の運転だけでなく、石運びも率先してやって見せる。そんな姿が信頼を集め、現地の人たちは中村医師を「お医者様」の意である「ドクター・サーブ」と尊敬の念を込めて呼んでいたという。 だが、アフガニスタンの治安情勢は厳しい状況が続いていた。テロ攻撃や治安部隊
![「日本人はアフガニスタンの本当の友人だ」 中村哲医師がかつて一人で貫いた水路支援に現地の声 | AERA dot. (アエラドット)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e8c246cfc7e06625c9fa3a2b22255c48179b7940/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F2%2Fb%2F1200xm%2Fimg_2bf65944e36acd26a3ce69810e1ea783117428.jpg)