忘れないに関するmousouryokuのブックマーク (104)

  • 最後の温もり - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ 悲しくなってしまうのに、 不意に思い出してしまう最期の日。 一度、あの日の記憶の扉を開けてしまえば、 封印する間も無く、 一気に溢れ出すように、あの日のことを鮮明に思い出してしまうのは、 そこに、絶対に忘れないと誓った、 あなたのその手の温もりがあるからなのかも知れません。 その手の最後の温もりは、 浮腫んで、パンパンになってしまったけれど、 温かくて、大きくて、 私が大好きな、あなたの手。 もう、この手を握り返してはくれなかったその手を握り締めながら、 あの日、 絶対に忘れない そう誓って、その温もりを、 この心に、この体に、焼き付けたのでした。 あなたと手を繋いだ思い出は、たくさんあるはずなのに、 いつも鮮明なその温もりを思い出すのが、 あの日の最後の温もりであるのは、 絶対に忘れないと、 強く、強く誓ったからなのでしょうか。 これまでに生きてきた中で、一番泣いた日。 その記

    最後の温もり - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • 空想の世界 - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ 例えば、 洗濯物を干しに、ベランダに出た時 ゴミを出しに出た時 駐車場へ向かう時 信号待ちをしている間 仕事の休憩時間 私は必ず、無意識に空を見上げます。 先日、いつものように空を見上げていたら、 あなたは、空色の龍なのかも知れないな なんて、ふと、そんなことを考えました。 あの日、龍になったあなた。 濃い青色の龍になって、 空高くへと昇って行くあなたを想像していたけれど、 当は、この空の色に溶け込むような色をしていてね、 私が見上げる空には、あなたがいて、 実は毎日、目が合っているのかも知れない。 空に溶け込んだ色のあなたに、私は気付くことが出来ないまま、 空を眺めては、あなたを想い、小さなため息を吐いて、 また現実へと視線を戻してしまうの。 空色に溶け込んだまま、そんな私を見ていたあなたは、 私の真似をして、わざとらしくため息を吐いていたりしてね。 あなたが吐いたため息は、

    空想の世界 - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • 2019 - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ 2019年が始まりました。 あなたが見ることの出来なかった2019年の始まりの朝は、 とても気持ちのいい青空を見ることが出来ました。 365個の素敵なことを見つけよう これは、今年立てた私の小さな目標です。 あなたは、そちら側で、どんな目標を立てましたか。 あなたのことだから、 きっと、私には想像もつかないような、 大きな目標を見つけることが出来たのかも知れませんね。 きっと何処かで、 あなたにも、365個の素敵なことが見つかりますように。 たくさんの幸が訪れますように。 空の彼方、 きっと何処かで、笑っていますように。

    2019 - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • あなたの好きな食べ物 - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ あれは、私が初めて、 レンコンの料理に挑戦した日のことでした。 卓に並んだ料理を嬉しそうに眺めながら、 あなたは、言ったのでした。 これ、作ったの?凄いね 俺、レンコン好きなんだ 知ってた? って。 予想に遥かに超えた、あの時のあなたの嬉しそうな顔。 今でも、よく覚えています。 あなたが、あまりにも喜んでくれたから、 あれから、何度もあの料理を作りましたっけ。 あなたを見送り、 なんとなく、作る機会を失ったままでいた、あなたのお気に入りだったあの料理を、 急に、作ってみようと思い立ったのは、 何故だったのでしょうか。 材料の準備も、作る手順も、少しも迷うことなく進めながら、 私は、あの頃のあなたのことを思い出していました。 この料理を作るまで、 あなたが、レンコンが好きだということを知らなかった私。 卓に並ぶまで、何も言わなかったのは、 料理が苦手な私に、 気を使ってくれての

    あなたの好きな食べ物 - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • あなたの想い - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ あなたへ綴る私の手紙は、 ちゃんと、あなたの元へ届いている そう信じてもいいですか? あなたが、抱きしめてくれる夢を見ました。 私をギュッて抱きしめてくれたあなたの手を両手で握り、 とても、安心する夢でした。 その腕に包まれる感触も、 その大きな手の温もりも、 あの頃のまま、私の大好きなあなたでした。 そこに言葉はなかったけれど、 ただ、2人で寄り添った時間は、 想いを伝え合う、私たち2人だけの、言葉のない会話でしたね。 もう離さない 夢の中の私は、そう思いながら、 あなたの手を両手で強く、握ったのでした。 夢から覚めた此処に、 私を抱きしめてくれるあなたも、 その大きな手も、 もう、ないけれど、 あなたのその温もりは、ハッキリと覚えています。 昨日、あなたへ、 この気持ちを文字に乗せて、 遠くにいるあなたを、ギュッて抱きしめてみたい こんな手紙を書きましたが、 昨夜の夢は、 そ

    あなたの想い - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • 雨男 - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ 俺、雨男なんだよね それまでは晴れていたのに、 俺が友達と合流した途端に雨が降り出したり 遠足の時もそうだったよ 楽しいことがあると雨が降るの ほらね、今日だってさ 予報では、雨は降らないはずだったのに、雨だよ 先日、あの子が、ずっと欲しがっていた、真新しいを履いて、 嬉々として出掛けて行った日のことでした。 天気予報は、晴れだったにも関わらず、 帰りには豪雨に見舞われ、 が濡れるのが嫌で、雨宿りをしながら、帰宅したあの子は、 不機嫌な顔をして部屋に入って来ました。 雨男、雨女は、縁起がいい いつか、そんなことを聞いたことがあります。 科学的な根拠は、全くないとされているその存在は、 龍神系を守護霊に持つと聞きました。 見過ごしてしまいそうな、 目には見えない特別な力というものは、きっと存在し、 この世の中には、言葉では説明出来ないような物事が、 起こることもあるのでしょう。

    雨男 - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • 眠る時間 - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ すっかり体調が良くなった私は今、 やりたいことがたくさんあります。 ずっと、気になっていた場所へ行ってみたい もっと、たくさんの音楽を聴きたい もっと、たくさんのを読みたい そして、 色々なものを作りたい 先月、急に思い立って手芸をした私は、 あの日から、時間を見つけては、 また、ものを作ることを始めました。 あなたが側にいてくれた頃は、いつでもこんなふうに、 好きなことに囲まれて、過ごしていたんでした。 「もっと時間が欲しい」 これは、あの頃の私の願望でした。 どうして眠くなるんだろう 寝る時間って無駄だよね 眠らない体があればいいのに いつか、そんな話をした私に、あなたは、言いましたね。 もしも、眠らなかったら、 その代わりに、きっと、寿命は半分だね って。 もしも、私たちが眠らない生き物であったのなら、 夜中に目が覚めて、 あなたとあの子が、幸せそうに眠る顔を見ることは、

    眠る時間 - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • 体調報告 - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ 先週末は、ほぼ、横になって過ごしましたが、 体調は、良くなるどころか、どんどん悪化し、 先日、病院へ行って来ました。 診察を受けながら、 肺炎という言葉と、 レントゲンを撮ってみましょう という言葉に、 なんだか、ドキドキしてしまいましたが、 肺炎の心配はなく、風邪だったようです。 今回、大きく体調を崩したことで、 あの子には、随分と心配を掛けてしまいました。 あなたが側にいないということは、 あの子に、ほんの少しの心配も掛けてはならないということだと、 再確認しました。 高熱は出なかったものの、とても眠くて、 ここ数日は、随分と、たくさん眠ったように思います。 眠っている間、あなたの夢を見ました。 家に帰って来てくれたあなたは、 何故か、物陰に隠れるようにして、テレビを観ていました。 とても短い夢でしたが、 目が覚めた私は、夢の中のあなたの姿が可笑しくて、 なんだか、笑ってしま

    体調報告 - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • コトバ -祈り- - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    どうかこのまま 真っ直ぐ前へと進めますように 時々 壊れそうになるこの心が できるだけ穏やかでいられますように 彼が行きたかった場所へ 無事に辿り着くことが出来ますように 私は1日1日を大切に過ごせているでしょうか 目標に沿った生き方が出来ているでしょうか 私はあの子にとって 温かい光であり続けることが出来ているでしょうか どうかあの子を守る強さを私にください 亡き父親の背中を追いながら 急いで大人になろうとする子が ゆっくりと大人になることが出来ますように 自分の道を見失うことなく 実りのある時間を過ごすことが出来ますように 遠く離れた彼との絆が 永遠に続きますように この手の中にある愛が届きますように 空の彼方 寂しい思いをしませんように どうか彼が この愛で満たされていますように どうか愛する誰もが 幸せの光で満ち溢れますように OFUSEで応援を送る

    コトバ -祈り- - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • あなたの綺麗な妻でいるために - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ アルバイトから帰宅したあの子は、 時々、疲れて寝転がったまま、なかなか起きようとしません。 そんな時、 お風呂に入って寝たら?って私の言葉に、 決まって、 じゃあ、起こしてって、あなたみたいに両手を私に差し出すあの子。 普段、デスクワークの私にとって、 体が大きくなったあの子を起こすことは、とても大変なことでしたが、 先日、そんなあの子を、 重さを感じることもなく、軽々と起こしてしまいました。 え?力、付いたよね? あの子と2人で驚きながら、 なんだか、笑ってしまいました。 実は、軽い筋トレとストレッチを始めてから、5ヶ月が過ぎました。 これまでに、何度も、似たようなことに挑戦してきましたが、 何度挑戦しても、日課にはならず、 いつの間にか、辞めていた私。 今回は、恐らく、これまでの最高記録です。 毎日、必ずとはいきませんが、 無理をせず、長く続ける目標を持ち、ここまで続けてきま

    あなたの綺麗な妻でいるために - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • コトバ -秋- 2018 - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    秋の色を 覚えていますか 秋の音を 覚えていますか 秋の風を 覚えていますか その瞳に映った景色 その耳で感じた季節 その肌で感じた温度を 覚えていますか 一緒に過ごした2番目の秋 ふたりで作った思い出を数えながら 微笑み合ったこと あの頃のふたりを覚えていますか 少しずつ見せてくれた 私が知らなかったあなたの顔 どんなあなたも 愛おしく思えた2番目の秋 不意に聞かせてくれた深い傷 こんなことを話せる人は初めてだよと 笑ったあなたの横顔も 寂しそうに遠くを見つめたその瞳も 私はよく覚えています あなたを強く抱き締めることしか出来なかった あの頃の私は あなたに 何を伝えることが出来たでしょうか

    コトバ -秋- 2018 - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • 誕生日プレゼント - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ あれは、私の誕生日のことでした。 誕生日プレゼントに、 今度、事をご馳走してあげるよ そんなふうに言ってくれていたあの子。 あれから、約半年が経った先日、 あの子が事に誘ってくれました。 誕生日プレゼント事に行く約束していたの覚えてる? 遅くなって、ごめんね やっと、一緒に行けるよ 日々、忙しいあの子が、 ちゃんと約束を覚えていてくれたことに、 なんだか、とても、感動してしまいました。 遅くなったけれど、 改めて、誕生日おめでとう 席に着くと、 まずあの子は、そんなふうに声を掛けてくれました。 あの子と出掛けた場所。 それは、あなたと一緒に過ごした場所でした。 このお店には、 お父さんと、どんな思い出があるの? 事をしながら、不意に聞かれたあの日の思い出。 あれは、あなたと出会って、2番目の冬。 クリスマスに、指輪をプレゼントしたいな そんなふうに言ってくれたあなたと過

    誕生日プレゼント - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • 私が知らない私 - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ 白が似合うよ あなたと出会い、どのくらいが経った頃だったでしょうか。 私を連れてお店に入ったかと思えば、 突然に、白のジャケットをプレゼントしてくれたあなた。 あれは、あなたが初めて、私に選んでくれた服でした。 先日、箪笥の中を整理しながら、 小さく畳んだ、あの時の服を見つけました。 掃除の手を止め、鏡の前で合わせながら、 あの頃のあなたのことを思い出していました。 あの頃、黒い服ばかりを好んで着ていた私にとって、 白は一番避けていた色でした。 きっと、私には似合わない と。 え?白なんて似合わないよ そんなことないよ こっちに来て そう言って、私を鏡の前に立たせ、 あなたが選んでくれた白のジャケットを合わせながら、 あなたは言ったのでした。 ほらね?絶対、白が似合うよ って。 鏡の向こう側。 私が知らない私が、こちらを見ているような、 不思議な気持ちで、自分の姿を見つめたこと、

    私が知らない私 - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • あなたの想い - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ 私が泣いている時、 あなたも、何処かで悲しんでいるのでしょうか。 あれは、間も無く、 4回目のあなたの命日を迎えようとしている頃のことでした。 あの頃の私は、 あなたを想いながら、今にも涙が溢れそうなのに、 何故だか、涙が溢れることはありませんでした。 泣きたいのに 何故か泣けない それは、何か特別な力が、私の涙を止めているような、 とても不思議な感覚でした。 そんな感覚が暫く続いた、ある夜。 ベランダでひとり、あなたを想いながら、 泣きたい気持ちで星を眺めていた時のことでした。 きっと、特別な力に勝ったのであろう一粒の涙が溢れた瞬間に、 俺のことで もう泣かせたくない そんな言葉のような、 強い想いに包まれたことがハッキリと分かりました。 それは、きっと、あなたの言葉に違いないと、 あの夜、私は、 それまでに溜めていた涙を一気に流すかのように、 号泣したのでした。 特別な力があ

    あなたの想い - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • コトバ -夏の音-2018 - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    今年もまた夏が来たよ 夏の音を聞きながら 出会って2番目の夏の彼を思い出していた 地元のお祭り 会社のみんなと踊るから見においでよ ほんの少し 照れ臭そうに笑った彼の声 日に焼けた肌で踊る 法被姿の彼にドキドキしたこと 会社の人と笑い合う 私の知らない彼の顔を見つけたこと あの夏の彼をよく覚えている あの日見た景色 カラフルな綿菓子を見つけたこと 彼の笑い声 全部覚えているよ 元気ですか? あなたは あの夏を覚えていますか? 私は あの夏を思い返しながら またあなたに 恋をしてしまいました あの夏のあなたも とても素敵だったよ 逢いたいです 夏の音に消されてしまいそうな小さな声で その名前を呼んだこの声が どうか消えないまま 彼のいるところまで届きますように OFUSEで応援を送る www.emiblog8.com

    コトバ -夏の音-2018 - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • あの子の夏休み - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ あの子が通う高校では、先日から、夏休みに入りましたが、 夏季課外を選択したあの子は、 数日遅れで、やっと当の夏休みが始まりました。 友達とも話し合ったんだけど、 来年の夏休みは、遊んでばかりはいられないと思うから、 今年の夏休みは思いっきり遊ぶね 夏休みにしか出来ないことをしたい 大人になったら、出来なくなっちゃうような、 高校生だから出来ることってるあるでしょ? 今しか出来ないことをしてみたいんだ って、なんだか、とても熱く語ってくれたあの子。 確かに、 今だから出来ることってあると思う 思いっきり楽しみなさい こんなふうに返した私ですが、 学校からは、今年も大量の宿題が出されました。 夏季課外が終わり、格的な夏休みに入ってから、数日が経ちましたが、 あの子は、まだ宿題を広げる様子はありません。 毎年の如く、 学校が始まる数日前に、焦って宿題をするあの子の姿が目に浮かび、

    あの子の夏休み - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • あなたを想う日 -2018- - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ あなたのその手の温かさも その手の感触も 安らかに眠る顔も 絶対に忘れない そう誓ったあの日から、今日で4年が経ちました。 丁度、4年前のあの日。 息を引き取ったあなたを囲むようにして、みんな泣いていたけれど、 あなただけは、 微笑んでいるような顔で、安らかに眠っていました。 この4年間、あの時のあなたの顔を思い出しては、 そこに意味があるような気がして、ずっと、考えていました。 あなたは最期に、何を想いましたか。 ずっと、考え続けていたけれど、 私は、同じ答えにしか、辿り着くことが出来ませんでした。 何度考えても、同じ答えに辿り着くのなら、 きっと、これが正解なのでしょう。 もしも俺が最期に、誰よりもいい顔で笑っていたら、 みんな、前を向いて生きていってくれる気がしない? それは、とてもあなたらしい、 優しさの詰まった答えでした。 あの日、 あなたの穏やかに微笑む顔を見ることが

    あなたを想う日 -2018- - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • あなたの声 - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ ただいま おかえり あの子は寝てた? うん、さっき見てきたよ あなたと話をする夢を見ました。 とても短い夢だったけれど、あなたの声に安堵しながら、 もう一度、目を閉じる夢。 あなたの温もりをすぐ側に感じられる程に、近くにあったその気配も、その声も、 目が覚めた今でも、はっきりと覚えています。 こちらでは、もう直ぐ、お盆に入ります。 あなたが帰ってきてくれることを、 とても楽しみにしているあの子と私。 昨日は、今年のお盆には、あなたに何を準備しようかと、 色々と考えていました。 あなたも、こちらに帰って来ることを、 楽しみにしてくれているのでしょうか。 いえ、 余りにも、待ち遠しすぎて、 昨夜は、一度、こちらに帰って来てくれたのでしょうか。 そんなあなたを想像して、 今朝は、ひとりで笑ってしまいました。 早く、逢いたいですね。 OFUSEで応援を送る

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  • 電話のきっかけ - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ 先日、あなたのお母さんから、野菜が届きました。 時々、こうして野菜を送ってくださること、当に感謝しています。 野菜が届くと、いつも、あなたの実家にお礼の電話を入れますが、 思えば、普段は、文字でのやり取りが主であるため、 電話で話す機会があるのは、こんな時くらい。 元気だった? いつも代わり映えしないものでごめんね 今年も、お盆には来れる? 楽しみにしてるよ 電話口で、いつも元気に話をしてくれるあなたのお母さん。 先日も、とても楽しそうに、 最近の出来事なんかを話してくれました。 お母さんと話しながら、 時々、こんなふうに電話をするきっかけを作ってくれているように感じました。 あなたは、いなくなってしまったけれど、 あなたのお母さんは、 あの子のことも、私のことも、 あの頃と変わらず、大切にしてくれています。 私もいつか、あなたのお母さんみたいに、 誰かを大きく包み込めるような

    電話のきっかけ - 拝啓、空の彼方のあなたへ
  • お盆 - 拝啓、空の彼方のあなたへ

    あなたへ 明日から、お盆に入ります。 今年は、何時頃にこちらに着く予定ですか? 今日から休暇に入った私は、 あなたをお迎えする準備を万端に整えました。 昨年のこちらは涼しく、あなたにとって、過ごしやすい夏でしたが、 今年のこちらは、とても暑いです。 帰って早々に、 暑いなってあなたの顔が浮かぶようで、なんだか、笑ってしまいます。 今年も、あなたが好きだった炭酸飲料やお菓子、 それから、 あなたが好きだったアイスクリームも、ちゃんと準備しておきましたよ。 今年は、例年よりも、たくさんの種類のアイスクリームを準備しました。 今年のあなたは、暑さに負けて、 帰って来て早々に、冷凍庫を開けるのでしょうか。 お腹を壊して、そちらに帰ることにならないように、 アイスクリームのべ過ぎには、気を付けてくださいね。 あなたに逢えること、 とても楽しみに待っています。 気を付けて、帰って来てくださいね。

    お盆 - 拝啓、空の彼方のあなたへ