2008年の「ぐるりのこと。」を撮って以降、橋口は精神的に“どん底”の状況に陥ったとのことで、「プロデューサーが毎日お弁当を持って私のところに通って、『橋口さん、映画作りましょう』と言い続けてくれた」と感謝を述べる。「“どん底”の頃は、映画業界はくそばっかりだと思っていたんですが、くそじゃない人もいたんです。この映画のスタッフも、雀の涙のようなギャラでやってくれた。“日本映画に献身する”という表現が本当に正しいと思う。これならまだ映画界で仕事ができると思った」と目を輝かせる橋口。また自身が受賞した脚本賞については「この脚本の中には、ワークショップに参加した無名の俳優たちのリアルな言葉が盛り込まれています。この賞はみんなで獲った賞だと思います」と説明した。 そして新人男優賞に輝いた篠原は、受賞にあたって「新人賞をいただいたのですが、先日33歳になりまして……」と申し訳なさそうに口を開く。「お
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