「日本国内における『ChatGPT』のキーワード検索数は低い」とのプレスリリースが発表され、それに基づいた記事を毎日新聞が書き、Yahoo!トピックスにも掲載されていますが、これは誤りです。 データはSEO分析ツール会社による独自のもの まず注意したいのは、プレスリリースの元となった検索数などのデータは、『Ahrefs(エイチレフス)』というSEO(検索エンジン最適化)分析ツール会社が提供している独自のものだという点です。 つまり、検索エンジンを提供しているGoogle社のデータではなく、あくまでもAhrefs社が独自に分析したデータであり、必ずしも正しい結果を反映させたものであるとは言えません。 なぜ、Ahrefs社提供のデータが誤りだと言えるのか? SEOの専門家であり、この件についてTwitterで「完全に誤ったデータです」と指摘されていた株式会社so.laの辻正浩氏に話を伺いました