アメリカの議会図書館の印刷物・写真部門には日本の浮世絵と木版画が所蔵されており、デジタルコレクションのページから浮世絵や木版画のデータ約2500点がダウンロードできるようになっています。ダウンロードできる浮世絵や木版画は江戸時代の「東海道五十三次」の図をはじめ、北斎や広重、国貞の作品や、幕末に横浜が開港されたのち、日本で広まっていった西洋文化の様子を描いたものです。そのうち100点は「ワシントン・イブニング・スター」紙のオーナーで編集長だったクロスビー・スチュアート・ノエス氏がコレクションしていたものだそうです。「富嶽三十六景」や「東海道五十三次」が閲覧できるダウンロードできる作品を見ると「東海道五十三次」や「富嶽三十六景」などよく知られている作品が所蔵されていることがわかります。