ウクライナでは首都キーウなど、各地でロシア軍による攻撃が続き、発電所などインフラ施設の被害が深刻になっています。 一方、ロシアが支配し、一方的に併合したとする南部ヘルソン州の戦況について、ロシア軍の新たな総司令官は「非常に困難な状況にある」と述べ、ウクライナ軍の反転攻勢が強まっているという認識を示しました。 ウクライナの非常事態庁などは、今月7日から18日にかけて首都キーウを含む各地でロシア軍によるミサイルやドローンなどでの大規模な攻撃がおよそ190回あり、インフラ施設や集合住宅など多くの民間施設が被害を受けたと明らかにしました。 また、ゼレンスキー大統領は、今月10日以降、ウクライナ国内の発電所の30%が破壊されて大規模な停電が発生していると説明し、ロシア軍による攻撃を非難しました。 一方、東部と南部を中心に激しい戦闘が続いていると見られる中、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍の新たな総司令