トヨタ自動車は27日、来春発売の小型スポーツカーの名称を「86(ハチロク)」にすると発表した。昭和60年代に若者に人気のあった「レビン」「トレノ」などの型番である「AE86」のコンセプトを継承するスポーツカーと位置づける。 86は、トヨタと富士重工業が共同開発し、それぞれのブランドで発売する。これまでトヨタでは「FT-86」の開発コードをつけており、正式名称がどうなるかに注目が集まっていた。富士重工業では「スバルBRZ」として販売する。 4人乗りスポーツカーとして世界最小サイズとし、水平対向エンジンの採用で、重心を低くすることで、スポーツ性能を高めている。価格などは未定だ。