訴えてやる!3000年前の古文書の内容は、性的暴行を繰り返す上司を、部下が訴える告発文だった(古代エジプト) 記事の本文にスキップ 3000年前の法文書の断片「パピルス・ソルト124(Papyrus Salt 124)」は、性的暴行で地位のある人間が解雇されたことを記録した世界初の文献かもしれない。 パピルス・ソルト124は19世紀に発見され、大英博物館で解析された。そこに記載されていたのは、紀元前1244年頃にエジプト、ディール・エル=メディナ村出身で親方を務めていたパネブという人物を職人たちが告発する内容だった。 パネブは村の女性や職人の妻に対し、次々と性的暴行を加えたという。 非道の限りを尽くす親方を職人たちが役所に訴える ディール・エル=メディナパネブの村では、王家の谷を建設するために集められた数百人もの労働者や職人が働いていた。 訴状はアメンナクトという職人と前親方の息子によって