■「自分らしさ」探す 10月に新しいタイトル戦『マイナビ女子オープン』が始まりました。予選一斉対局前日には盛大な前夜祭も開かれ、優勝者の称号も『女王』に決まりました。全女流棋士が勢ぞろいし、大変華やかな幕開けです。さらに、振袖や訪問着、袴(はかま)姿の女流棋士が多く、ひときわキラキラと輝いていました。 将棋と和服は切っても切れないご縁があります。男性のタイトル戦では羽織袴が定着し、女性のタイトル戦でも袴姿で戦う場合があります。実は私もその一人です。決められているわけではありませんが、一つの歴史であり、一つの文化といえるのではないでしょうか。対局者としていうと、和服を着るだけでピリッと気が引き締まる思いがします。そして、普段はあまり着る機会がない和服を着る=それだけ大事な、大きな勝負を戦っているという気持ちよさと気合、そこから生まれる緊張感。そういったモチベーションを上げる作用が和服にはあり
日々のライター稼業など。コメント欄に書きにくいことや仕事のお話はgotogen510@yahoo.co.jpまで 【第1譜】両者得意の形 「やっぱり…しばらくは色々と言われるよね?」 千駄ヶ谷駅のホームで矢内に聞かれた。道すがら話していたのは女流棋士独立問題についてだった。本局の数日前に矢内は女流棋士新法人設立準備委員会を辞め、将棋連盟に残留することを発表したばかり。女流名人というタイトルの重み、唐突だった方向転換。風当たりが強くなるのは間違いないだろう。さて、どう答えようか…。 対局が始まる10分ほど前、3階のエレベーター付近で田中を見た。その視線はピカピカと点滅している階数表示に向けられていたが、すぐに踵を返し階段に向かう。裾を少し持ち上げ、段に足を掛けたところでこちらを振り返り「久しぶりに注目していただける対局ですからね。気合いを入れて和服にしました」とニヤリ。元棋聖としての自信と自
◎矢内理絵子女流名人 ・NHKTV「美の壷」 1月26日(金)22:00~22:25放送 「将棋の駒と盤」出演 <再放送予定> BS2 1月30日(木)2:45~3:10 BShi 2月1日(火)18:25~18:50 2月2日(水) 7:00~7:25 総合 2月3日(土) 5:15~5:40 http://www.nhk.or.jp/tsubo/ ◎高橋和三段 1月27日発行 朝日学生新聞社「朝日小学生新聞」 ドキドキ書店へようこそ http://www.asagaku.com/shogakusei.html ◎上田初美初段 1月1日付「しらたき便り」 きものと私「将棋ときもの」インタビュー掲載 http://www.kimono-shirataki.com/ ◎伊奈川愛菓2級 1月18日発行「R25」126号 ランキンレビュー 「現役女子高生プロ棋士、伊奈川愛菓とガチで勝負」掲載
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