森博嗣の大学論 2005-11-03-2 [書評・感想] ■森博嗣 / 大学の話をしましょうか ―最高学府のデバイスとポテンシャル / 中公新書ラクレ 工学部助教授兼ミステリ小説家の森博嗣。 (今世紀になってから森博嗣小説ぜんぜん読んでない...) 最近大学を辞めたとのことで、本書ではインタビュー形式で研究のあり方や 大学の抱える問題など、大学論を展開しています。 「出たー!科研費話!」などなど。 以下つまみ食い的書き抜き。 働かない若者に対しての考え: 働かなくても良い環境があれば、誰だって働きたくない、それは至極当然 のことではないでしょうか? (p.22) 教育の効率について: 体験学習は、効率がとても悪い、同じ時間で伝えられる情報が少ないわけ です。そのデメリットにはあまり着目されていません。 (p.45) ビジュアルにアピールするっていうのは、テレビ