ファイル共有サービスの“漏えいリスク”を消し飛ばす? Mozillaがひっそり公開した「Firefox Send」に驚いた:半径300メートルのIT(1/2 ページ) 「宅ふぁいる便」の情報漏えい事件がまだ記憶に新しい中、ファイル共有サービスには一層高度なセキュリティやユーザーのプライバシー保護が求められています。そんな中、Mozillaのファイル共有サービス「Firefox Send」は、意外な方法でこの要求をかなえる仕掛けを提示しました。 2019年1月25日に発表された、ファイル共有サービス「宅ふぁいる便」の情報漏えい事件に関して、事件の全容を記した報告書が、同サービスを手掛けるオージス総研によって公開されました。宅ふぁいる便は多くの方が利用していた分、事件の影響は広範囲に及びました。利用者の「一時預かりファイル」が漏えいしていなかった点は、ひとまず不幸中の幸いだったかもしれません。