⚫︎本物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 三すくみの皆さんは午前中、陽射しを浴びて体温を上げないと活動しにくい性質を持っています。そのため、お三方は日向ぼっこをしていたのですが、陽射しが徐々に弱まり、風も出てきてしまいました。乾燥・寒さで身体が動かなくなっていたナメ江さんは、飛んできた布団の下敷きとなり、固まってしまう。 「ナメ江さん、大丈夫かい?」 布団が背中に乗っかっただけなのですが、ナメ江さんは背中を痛がっている様子。 肌が乾燥し、背中の皮膚に炎症が出来ているようです。 「待ってて下サイ、ナメ江さん。ガマの油塗りまショウ」 「ウウ、お願い。ガマの…油…」 フロ次さんが、肌身離さず置いておいたガマの油。 「アララ?ココに置イテあったガマの油が無クナッテル?」 「エ!?」 そんなことを聞いてしまったナメ江さん。一気に元気が無くなっ
