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ブックマーク / www.mamechu.com (306)

  • ガマの油 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 三すくみの皆さんは午前中、陽射しを浴びて体温を上げないと活動しにくい性質を持っています。そのため、お三方は日向ぼっこをしていたのですが、陽射しが徐々に弱まり、風も出てきてしまいました。乾燥・寒さで身体が動かなくなっていたナメ江さんは、飛んできた布団の下敷きとなり、固まってしまう。 「ナメ江さん、大丈夫かい?」 布団が背中に乗っかっただけなのですが、ナメ江さんは背中を痛がっている様子。 肌が乾燥し、背中の皮膚に炎症が出来ているようです。 「待ってて下サイ、ナメ江さん。ガマの油塗りまショウ」 「ウウ、お願い。ガマの…油…」 フロ次さんが、肌身離さず置いておいたガマの油。 「アララ?ココに置イテあったガマの油が無クナッテル?」 「エ!?」 そんなことを聞いてしまったナメ江さん。一気に元気が無くなっ

    ガマの油 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/03/06
    ガマの油って聞くと万能薬なイメージです。ナメ江さん、お酒に間違われて持っていかれなくて良かった!
  • ガマの油 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 三すくみの皆さんは午前中、陽射しを浴びて体温を上げないと活動しにくい性質を持っています。そんなお三方が日向ぼっこ中、お酒を飲んで身体を温めたいと、パカじいがやってきました。 「ボトルキープしている日酒を飲ませてもらうよ」 パカじいをジッと眺めていたのは寒がっているナメ江さん。 「パカじい。フワフワっとして、暖かソウ」 一方、大の酒好きであるパカじい。 彼はお酒を飲んでふわふわとした感覚を味わいながら、ぼんやりするのが好きみたい。 「ええと、わしの日酒はこの壺だったかの」 ヒュウウウゥ 「ん?」 ガタガタガタ… 「風まで出てきてしまったようじゃ。外はもうかなり寒いわい」 寒い時期はなかなか身体が温まらないし、乾燥も酷い。 早く家に入っていた方がいいのですが… 「痒イワァ、寒イワァ」 「乾燥

    ガマの油 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/03/01
    ガマの油って筑波山で売っていたなぁ。何でも治る万能な薬だった・・・ような?
  • ガマの油 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 早朝、とてもヒンヤリとした空気に包まれていました。寒い日が続くと、嫌になるものです。 ですが幸い、徐々に暖かくなってきたので、こたつ布団を干す事にした三すくみの皆さま方。 「寒い季節は、布団を干す、タイミングが、分カラナイのよね」 今日は、体温を上げるのに適した朝になりつつあるようです。 三すくみの皆さん、午前中は主に体温を上げることに専念。 「ア!朝は用事があるんダッタ」 そんな事を思い出しても、体温を上げることに集中してしまいます。 冬の暖かい日差しを浴びることが出来るこんな日は、世の中のおじいさん、おばあさん、そしてねこさんたちも日向ぼっこをしていることでしょう。 体温を上げている時はジッとしているのに飽きてしまい”早く体を動かしてお仕事したい”なんて思っているのですが、体が暖まって気持ち良くなっ

    ガマの油 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/02/24
    私も三連休は朝の温泉の後に飲んだくれていたので(笑) もうアルチューなんじゃ無いかと心配になってきまじた。
  • 子どもの頃のお話 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 動物が苦手な母親がいたため、犬さんたちを飼うことが出来なかった子ども時代。犬さんたちの代わりに、ぬいぐるみを買ってもらっていたのですが、それでも感じる心の隙間。 ぬいぐるみでは埋められない心の隙間を埋めるように、ポいもは大きな動物の絵を描くようになりました。 ポいもが通っていた幼稚園では”絵画”を教えてくれたので、それ以来、夢中になって絵を描くようになったのです。 そしたら賞を貰いました。 どんな賞だったのか当時、理解していませんでしたが大した賞では無かったと思います。多分ですが、参加賞的なやつ。 幼い頃から12~3歳位迄は、こうして動物の絵を描いて楽しんでました。 プラバン(プラスチック板)に絵を描くのも好きでしたね。プラバンをよくトースターで焼いていたなぁ。 (世間の人はそれをアクセ

    子どもの頃のお話 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/02/19
    生まれた頃から周りに猫と犬がいて、今は猫が13匹もいて、愛というよりも日常という感じですかね。猫がいなかったから夫婦の会話はあるのかな?(笑)
  • 子どもの頃のお話 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 子ども時代、虫とお友だちになっていたポいも。新しいお友だちを探すため、アゲハ蝶の草である山椒の元へ。 子どもの頃は、卵や赤ちゃんを見つけるのが好きでした。宝物を発見した時みたいに、テンションがあがります。 でも見ているだけで臭角という臭い角を出して、怒られてしまうのです。 なんだか見ているだけでしっぽで床を叩き、イライラをアピールしてくるねこさんに似ています。 普段から大抵の生き物に嫌われるポいもは、なれっこです。大抵の人間が苦手なポいもは、大抵の人間や動物たちからも嫌われてしまうのです。 生がだめなら、テレビで遠くから眺めることにしました。を読み漁るほどの興味はありませんが、テレビで昆虫のことについて放送していたらつい、見てしまう。風貌が壮絶すぎて、直視できない昆虫も多いですが、彼らの

    子どもの頃のお話 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/02/14
    スズメもムクドリも屋根から落ちて来た子を保護しましたが、野生に返すまでには育ってくれませんでした。落ちた衝撃がダメなのかな。
  • 子どもの頃のお話 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら ポいもは動物好きの父の影響があったためか、動物に興味のある子供に育ちました。 一方、母と隣に住む母方の親族は大の動物嫌い。 幼い頃から、この人たちとは価値観や考え方が違うなって思っていました。 そして母方の親族がポあねの方を可愛がっているのは、何となく分かっていたため、ポいも自身、そんなに懐いてはいませんでした。まぁあくまで何となくですけど。しかし大人になったある日、母方の伯母がポいもにポツリとつぶやいた言葉がありました。 「ポあねちゃんばかりを可愛がっていたから、ポいもちゃんはうちに遊びに来てくれなかったのよね」 この伯母さん、はっきりと”ポあねばかりを可愛がっていた”と打ち明けてきました。”遊びに来てくれなかった”ということを言いたかったのでしょうが、ポいもは”ポあねばかり可愛がっていた”という言葉

    子どもの頃のお話 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/02/09
    母方や父方、合う合わないってありますよね。私は父方、姉は母方に可愛がられてました。でも叔母さんハッキリ言いますね。
  • 自己判断による服薬拒否 その8 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 患者さん対応をしていたマメチュー先生。その患者、フェネさんは副作用の心配などから自己判断で薬をやめていたそうです。とはいえ当に飲まなくていいのか、心配になった様子。 「血圧がコントロール出来ていれば薬を飲まなくてもいいの?でもコントロールするってことは生活習慣を改善しなくちゃってことよね?」 「もちろんそれも大切です。塩分を控えたり運動したり、体重を減らしたりするにはやはり時間がかかります。急にいっぺんに色々やろうと思っても、お仕事や普段の生活があるのでかえってストレスに…そしてそのストレスが血圧を上げてしまうことになります。普段の生活の中でやるのが一番良いんです。フェネさん、チャレンジ出来そうですか?」 「薬はまだちょっと怖いけど、やっぱり薬って頼りになるのね。でもね、若くキレイでいる為

    自己判断による服薬拒否 その8 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/02/04
    時には薬の力を借りないと、しみじみ感じました。できる範囲で生活改善しtw、薬に依存じゃなくて力を借りると思えば気持ちも楽になります。
  • 自己判断による服薬拒否 その7 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 医療機関がすくないポ村。 ポ村の村長は、都会の薬局で働くイチイさんをポ村まで連れてきていました。 イチイさんと村長は、マメチュー先生が患者対応をしている姿を店外から眺めている。 一方薬局の休憩室で寛いでいたまゆさんUSAさんは、村長にばれたくないため、こたつの中に潜伏しているようです。 ”あっつ。もう出たい。村長まだいる?” ”一体村長ったらあそこで何してるわけ?” ”USA、村長が誰と一緒にいるか見てみてよ” ”だめよ、これ以上覗いたらバレちゃう。でも声からすると若い男の人っぽいよね” 薬局では医師に処方された薬を指示通り飲んでいなかった患者、フェネさんがマメチュー先生と話し込んでいます。 「飲まない薬を貰ってももったいないだけだし。だけどこんなに長い間飲んでいなかったなんて、今更くまじろ

    自己判断による服薬拒否 その7 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/01/30
    薬に頼りたくないけれど、結局薬なしでは眠れませんでした。いつか薬無しで寝れる日が来るまで薬に頼ります。
  • 自己判断による服薬拒否 その6 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 医療機関がすくないポ村。 ポ村の村長は、都会の薬局で働くイチイさんをポ村まで連れてきていました。 どうやら、医療従事者として不適切な行動をとりがちなまゆさん、USAさんを教育してもらうためのようです。 休暇中のまゆさんはUSAさんは薬局で寛いでいました。 「ねぇまゆちゃん、窓の外見て」 「え?」 !! ”ひぃい、村長出たー” 薬局に村長が来たことに気付いたまゆさん、USAさんは、慌ててこたつの中に隠れていました。 そ、村長が… 村長は何やら薬局内を窓の外から伺っています。 「おや?今日のスタッフはマメチュー先生とクラゲさんだけですか?」 仕事の日ではないとはいえ、薬局で遊んでいることがバレたら、村長に睨まれそうな予感。 まゆさんとUSAさんは、村長に見つからないようにこたつの中で押し合いへし

    自己判断による服薬拒否 その6 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/01/25
    本音ってなかなか言いにくいけど、信頼出来る相手がいるって大事。自己判断で薬をやめて後悔した私がいます。。。
  • 自己判断による服薬拒否 その5 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 医療機関がすくないポ村。ポ村の村長は、都会の薬局で働くイチイさんをポ村まで連れてきていました。 どうやら、医療従事者として不適切な行動をとりがちなまゆさん、USAさんを教育してもらうためのようです。 そんな中、まゆさんは血圧が高いのに薬を飲んでいない様子のフェネさんが気になっていました。 薬局では、まゆさんとUSAさんが寛いでいました。 三すくみでランチ後、村長が来ることも知らずに、薬局に遊びに来ていたようです。 マメチュー先生の薬局では、ヘルシーで健康的なドリンクや事をとることも出来るため、二人は後のお茶をしに来たみたい。 「あ、来た」 「え?誰?…フェネさん?お昼に三すくみでも会ったわよね」 「ええと、いつもと同じお薬ですね?血圧はどうでしたか?」 「まあまあ…です」 「ではお薬が効

    自己判断による服薬拒否 その5 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/01/20
    お医者さんは飲み合わせも色々考えて処方してくれてるはずなので、しっかり飲んで治さねばと思うようになりました。私も周りに言われて薬飲まなかったことがあります。。。
  • 自己判断による服薬拒否 その4 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 医療機関がすくないポ村。 ポ村の村長は、都会の薬局で働くイチイさんをポ村まで連れてきていました。 そのポ村ですが最近カゲが現れたせいで、未だ心にマイナスの感情を抱えたままの村民がいるようです。 そんな中、まゆさんは血圧が高いのに薬を飲んでいない様子のフェネさんが気になっていました。 「椿だ。可愛いー!大好き」 人見知りな妖精の少女、シルプさんは嬉しそうに椿を眺めています。 「んー?あ!シルプちゃん!」 「ん?」 「なに?どしたの?」 「葉っぱ、見てごらん」 「なにこれ?もこっとしたのついてる」 「触らないよ。それはチャドクガの卵。まだ寒いのに、ちょっと早いね。春が来るのかな?」 「たまご?触っちゃダメって、こわいものなの?」 「今はジッとしているだけだから、怖くない。でも多分もうすぐうまれる

    自己判断による服薬拒否 その4 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/01/15
    椿の花は花が落ちるから縁起が悪いって聞いたことがありますが、毛虫の卵もいるとは!アレルギー持ちなので気をつけようっと。花は可愛いんですけどね・
  • 自己判断による服薬拒否 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 医療機関がすくないポ村。 ポ村の村長は、都会の薬局で働くイチイさんをポ村まで連れてきていました。 そのポ村ですが最近カゲが現れたせいで、未だ心にマイナスの感情を抱えたままの村民がいるようです。 そんな中、三すくみでランチをしていたまゆさんは、血圧が高いのに薬を飲んでいない様子のフェネさんが気になっていました。 「ねぇUSA」 「ん?」 「急に何よ」 「冬はさあ、朝に血圧が上昇すんの。それがモーニングサージ」 「ふうん。つまり今の時期の朝ってこと?」 「言いたそうだから聞いてあげてるの」 「憎ったらしい?」 モーニングサージが起こると心筋梗塞、もしくは脳卒中等、重篤な状態になる可能性が高まります。 「ほら、イチゴべなよ。季節ものだよ」 「イチゴ?いつ頼んだの?」 「USAさん、美味シイデスヨ

    自己判断による服薬拒否 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/01/10
    どう見ても太っているのに、血圧が低いので信じてもらえないわたくし。低血圧っていうとか弱いイメージですよね。。。
  • 自己判断による服薬拒否 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 医療機関がすくないポ村。 ポ村の村長は、都会の薬局で働くイチイさんをポ村まで連れてきました。 イチイさんの勤める薬局は、患者さんから頼りにされる薬剤師が多いことで有名。おそらく教育がキチンとしているのでしょう。 そんな薬局で勤めるイチイさんを、薬剤師会の方から紹介してもらったという村長。ポ村は元々長寿な人が多くて有名ですが、村長はより村人の健康を守りたい。 教育が行き届いている薬局でエリアマネージャーをしているイチイさんに、ポ村の薬剤師に対し、ちょっと厳しめの指導をして欲しいと考えていたようです。 とりあえず今日は”村の様子を見てみたい”というイチイさんに、ポ村の案内をすることにしました。 ”ポ村の村長、住民とコミュニケーションがしっかりととれているんだな。村民同士、コミュニケーションをとれ

    自己判断による服薬拒否 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/01/05
    薬膳って書いてあると罪悪感が無く食べれてしまうのは何でだろう(笑)薬より自然の食品で元気になりたいものです。
  • 自己判断による服薬拒否 その1  - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら ポ村が冷たい空気に覆われた、寒い寒い冬のお話。 「マメチュー先生、この間シジミチョウの話を、都会に住む孫にしてたらね”シジミチョウってなに?”って聞かれちゃって。シジミチョウは、都会でもあちこちで飛んでいるのよ。なのになんで知らないのかしら?きっと今どきの子は、虫になんて興味ないのね。虫を見かけると季節を感じることだって出来るのに」 「そうですね。昆虫をはじめ鳥や植物は、季節の変化を感じられていいですよね。まだ暑かったり寒かったりしても、もうすぐ季節が変わるんだと気づかせてくれる存在ですから」 「そうよねぇ。最初、シジミチョウの言い方が今風に変わったのかしらって思っちゃったもの。みんな当たり前に知っているものだと思ったから」 「ふふ、そうなんですね。シジミチョウの話、私も人としたことがないかもしれません

    自己判断による服薬拒否 その1  - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2025/01/02
    あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いします!医療機関が少ないと病気にならない様に努力できるかな。今年は健康に気をつけて過ごしたいです♪
  • 冬眠明け その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 冬眠が明けたばかりでぼんやりしていたまゆさんですが、明日のお正月はポ村民みんなが村役場に集う日。 さぼろうとしていたまゆさんですが、マメチュー先生に促されて出席することになりました。 しかし体内時計が乱れまくってやたらと眠そうです。 そんな時、自宅の煙突の方から物音が… 「え?な、なにっ?」 「にゃぷー、ぷぷー」 「にゃこ!にゃこってば!起きてよ。変な音がするんだって!羽音?村長?」 「にゃぷぅー」 「わぁっ!」 「こんにちはだす」 「こんにちはだす…って、え?カラスケどうしたの?」 「お届け物だす。マメさんからだすよ。散歩をしていたら、たまたま頼まれたのだす」 「マメチュー先生から?カラスケ、力持ちなんだねぇ」 中身を確認してみると、納豆に韓国のりに卵、それからお蕎麦でした。 まゆさんが好

    冬眠明け その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2024/12/26
    ご飯に納豆、韓国海苔を掛けたら美味しいのですね♡やってみよう、食べてみよう! にゃこさんと寝たらほっこりするなぁ!
  • 冬眠明け その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 「はぁ、なんかいっぱい寝たら疲れたなぁ」 冬眠から目覚めたまゆさんは、まだ夢の中にいるようなふわふわした感覚に包まれています。 一方、にゃこさんはまだ熟睡中。 「可愛い顔して寝てるわ」 さて、まゆさんの冬眠明けのお目覚め料理はお粥です。 長い間何もべていなかったので、まずは胃に優しいものから頂きます。 村の名産品の梅干しをお供に。 「おいしー。ほっこり」 冬眠明け最初の朝は、何でもないべ物でもすごく美味しく感じます。 長いお休みの間に、たくさん寝て、のんびりご飯をべて、ゆっくり過ごす。 せっかちな所もあるまゆさんですが、まだ頭もぼんやりしているため、このゆったり時間を満喫しているようです。 続いてのお粥のお供は、醤油をかけた鰹節。 鰹節が大好きなにゃこさん、その匂いで目が覚めたみたいです。 「あ

    冬眠明け その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2024/12/16
    お粥に梅干しの組み合わせは最高ですね。具合悪く無い日でも食べたくなります。この時期は温まるのが美味しいものの様な気がします。
  • 冬眠する人 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら クリスマスも終わり、大晦日が近づいてきました。 ポ村ではこの期間に一番雪が降るので、冬眠したり家の中にこもったりする人が多いです。 まゆさんも現在、冬休み中の冬ごもり中。 ポ村に来てから、なぜかこの期間は物凄く眠たくなり、数日間眠ったままになることが多くなりました。 そのため、積雪量が穏やかになるお正月までの2、3日ほどは起きることなく眠りにつきます。 これは人ぞれぞれですが、まゆさんの場合は28、29日頃から毎年猛烈に眠くなり、そのまま大晦日のお昼ぐらいまでは一切起きず爆睡。 そんな今日は28日。 そろそろ冬眠に入ってしまう頃なのですが… 「ねむーいっ!あ、にゃこもう冬眠しちゃってんじゃん」 「にゃむにゃむ…」 にゃこさんは冬眠に向け、すでにたらふくご飯をべたらしく、まゆさんより先に夢の中みたいです

    冬眠する人 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2024/12/11
    おぉ冬眠!にゃこさんと一緒に冬眠したい・・・寒いのが苦手なのであと数か月が苦痛です。眠って過ごしたい・・・
  • 猫さんの欲しいもの - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら これはポにゃちゃんが元気だった、とある冬のお話ー。 コンタックさんが、いらしてるにゃ。 ということは、おねにゃんのお仕事関係の方にゃすね?  いい子のポにゃさん、コンタックさんにご挨拶するにゃす。 「おねにゃんがいつもお世話になっておりますにゃ」 さて、今度はコンタックさんにお茶をお出しするにゃわ。 にゃにゃ? なぜにゃ。なぜなのにゃ。 せっかくコンタックさんに、お茶とお茶菓子をお出ししようとしてたのに。 どうして。 「マルはいいにゃわあ」 ポにゃちゃんときたら、コンタックさんをほったらかしにしてまで、マルに吸い寄せられてしまうにゃんて。 もしこれが悪いマルだったら、大変にゃったわ。 悪いマルに捕まったらそれはもう、嫌なことされて、おねにゃんとも会わせてもらえなくて、ポにゃちゃん大変な目に遭う所にゃわ。

    猫さんの欲しいもの - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2024/12/08
    丸を見たら乗りたくなるよね。猫の七不思議♪夜はホカペでぬくぬく。低温火傷には気をつけてね!
  • 小料理屋三すくみ その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 クリスマスの2次会をするため、小料理屋三すくみにおとずれたまゆさんとUSAさん。体調を崩していたUSAさんのためにハブ酒を用意していた、三すくみの皆さんですが、気味悪がられてしまいました。 結局選ばれたお酒はまゆさんはヤマモモ酒、USAさんは純米酒。 二人はお酒を飲みながら、会話を楽しんでいます。 「USAはさ、最後の晩餐何にする?べなれたものにする?それとも大枚はたいて贅を極める?」 「最後にべるもの?べ放題じゃダメ?色々べたいもの」 「話をつまんなくするなよ」 「ねぇ。それって地球が最後の日なの?それともあたしだけが最後を迎えるの?大枚はたくってことは、お店やってるんでしょ?ビュッフェ行ってもいいじゃん」 「そういう話をしてんじゃないんだけど」 「設定が気になるの~!何で最後なの

    小料理屋三すくみ その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2024/12/02
    最期の晩餐はビールとワインとクリームシチューが良いな。体が温まって気持ちよく眠れそうだし♪
  • 小料理屋三すくみ その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら トゥルルルル、トゥルルルル 「ハイ、小料理屋三すくみでゴザイマス」 ここは村はずれにひっそりと佇む小さなお店。 メニューには、薬膳系のおつまみ等、体に良いものが多いようです。 「まゆさんとUSAさんが、今からイラッシャルソウヨ」 「最近USAさん、体調崩してイタラシイネ」 「お酒好キきなUSAさんには、ハブ酒ナンテドウカナ?」 「イイワネ、血の巡りも良くなるし、冬にピッタリのお酒ダモノネ」 “ガララ ”イラッシャイマセー” クリスマスの二次会に、この小料理屋を訪れたまゆさんとUSAさん。 先程のディナーもお鍋だったため、クリスマス感をとことん排除した一日となりました。 にゃこさんはすやすやと寝てしまっていたため、そのままマメチュー先生の所でお泊りです。 「あ、湯豆腐おいしそうー。この時間ちょうどべたい

    小料理屋三すくみ その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    mp87
    mp87 2024/11/26
    フロ次さん、ちょっと寂しそう・・・ハブ酒は巾着で隠して提供したら怖くないかも?!身体に良いものは苦かったり見た目がね。仕方ない。私はワインが飲みたいです!