フランス大統領選挙の主要候補者6人が「有機農業の推進」を表明し、話題を集めている。共和党、社会党、左派の「不服従のフランス」、中道の「アン・マルシュ」、緑の党、さらには極右の「国民戦線」が有機農業連盟(FNAB)の会合に参加し、表明した。FNABは5月の大統領選挙後、「フランスを欧州一の有機農業国にする」ことを次期政権に要求し、これを受け入れたかたちだ。(パリ=羽生 のり子:オルタナ/Sustainable Brands Japan) FNABは、大統領選にむけて、主要候補者に有機農業についての意見を問う公開意見発表会を2月8日に開いた。有機の流通・加工業者の組合「シナビオ」と「フランス農協」の有機部門が共催した。 有機市場は、2016年の売上が約70億ユーロ(約8兆700億円)、2016年上半期は前年同期比で20%増と未曽有の成長ぶりを見せている。転換1年目の有機面積は2016年上半
世界一、予約が取りづらいコペンハーゲン〈ノーマ〉のシェフ、レネ・レゼピさんとも交流のある日本料理〈傳〉が神保町から神宮前・外苑西通り沿いに移転した。 3月はパリから10月のブラジルやペルーまで、毎月のように海外でのイベントで料理をつくる。〈傳〉主人、長谷川在佑は今、世界から最も注目を浴びる日本料理のシェフといっていいだろう。実際、2016年12月に店を神保町から神宮前に移転してからもほぼ毎日、海外からの予約が入る。日々、キャンセル待ちのプラチナシートは満席。そんなにも人を惹きつけるの魅力とは? おまかせコースは、茶目っ気たっぷりのメニューの連続だ。紙パッケージを開けると、先付のフォアグラ入り「最中」が登場したり、「すっぽんのスープ」を入れた器のふたが化石のようなすっぽんの甲羅だったり、常に笑が潜んでいる。 圧巻なのは肉の焼物の後に供されるサラダ「畑の様子」だろう。千葉、靜岡の農家から届く
でも1万3000個も自分たちで収穫して70キロも離れた市内に毎日軽トラで売りに出るのも大変だ。 「おい植田君、キャベツが高騰して庶民の手が出ない時こそ、大盤振る舞いするのが男の生き様じゃろ」 焼肉大学という焼肉屋を広島市内で経営する山根さんは、頼りになる男として広島では広く知られた総大将だ。 「なるほど確かにそうだ。それに軽トラで街にキャベツを持って行ってチビチビ売っても1万3000個なんて売りさばけるわけないし」 「そういえば、昨夜ワシの恋女房がクレヨンで描いた泣いてるキャベツの絵をフェイスブックに貼って、廃棄予定のキャベツの事を紹介したらすごい反響だったんよ。みんな芸北までキャベツ刈りに行きたいと言うとるよ」 それだ! キャベツ刈りに来てもらえば収穫する手間はないし、芸北に観光客も呼べる。さらに高冷地野菜がどれほど美味しいかを知ってもらうPRにもなる。 どうせなら車にキャ
■スーパーは「買いに行く」から「持ってきてもらう」に!? ネットスーパーは生鮮食品をはじめ日用品や医薬品などの商品を、スーパーの店頭に行かなくても、インターネットで注文すれば売り場のプロが選んで自宅まで配送してくれる便利なサービスだ。好きな時間・場所から注文可能なネットスーパーは、忙しいキャリアウーマンやワーキングマザーの強い味方である。 ネットスーパーで買い物をするには、まず利用するネットスーパーを選ぼう。自分が住んでいる地域が配送エリアなのか各ネットスーパーのホームページで確認し、配送エリア内のネットスーパーから選択する。店舗によって配送時間帯、配送料は異なる。残業で帰宅が遅くなることが多いなら、遅い配送時間帯を選べる店舗はありがたい。配送料は一定額の購入で無料となることも。また、表に掲げたような各ネットスーパー独自のサービスや、購入すると付与されるポイントについてもチェックして
先日、宇多丸くんに焼鳥屋でおごってもらって、書評を書くと約束してしまいました。ラッパーで、ラジオで映画批評もする著者が、マンガ雑誌の読者の悩み相談に対して参考になる映画を紹介していく連載の単行本化。 たとえば「周囲から男らしくしろと言われるのが嫌です」という36歳の会社員に対しては、アメリカの80年代青春映画『ブレックファスト・クラブ』を推薦する。主人公のひとりのアマレス選手は、「男らしく」ふるまわなければという圧力によって、ひ弱なクラスメートをイジメてしまったことを後悔する。最後に宇多丸くんは「『らしくない』のは勲章です」と相談者を肯定する。 「なんでインテリよりもヤンキー(体育会系・不良)のほうが女性にモテるんでしょう?」という相談には、ウディ・アレンの実体験を基にした『アニー・ホール』などを例にとって、文系男子の自意識過剰と傲慢さを我が身のこととして振り返りながら、説明する。つま
借金、補助金、農薬、肥料、ロス、大農地、高額機械、宣伝費ぜんぶなし! しかも、夫婦2人、初期投資は143万円だけ! なのに、年間売上1200万円、所得(利益)600万円も「幸せに稼いでいる」人物が、石川県能美市にいるという。 東京から金沢まで約2時間半、そこから在来線で30分。そこにそびえ立っていたのは……ビニールハウス4棟、サッカーコートの半分、通常農家の10分の1の耕地面積=たった30アールしかない「日本一小さい専業農家」で、「菜園生活 風来(ふうらい)」代表の西田栄喜氏(48)。 かつてオーストラリア中をオートバイで走っていた西田氏は、元バーテンダー、元ホテル支配人だったという。 いま、風来で「怪現象」が起きている。 それは、2000円の野菜セットに送料2800円(沖縄)出す人もいて、野菜セットは「3週間待ち」というのだ。 日本海を臨む「日本一小さい農家」で、いった
天候不順による雨不足で高騰が続いていた野菜の値段だが、ようやく落ち着きを取り戻しつつあるようだ。 農林水産省が毎週実施する野菜小売価格緊急調査(6月8日〜12日)によれば、対象4品目(キャベツ、キュウリ、レタス、トマト)がすべて、前週比で安値となっている。その結果、キュウリ(前週比4%安)がほぼ平年並みに、レタス(前週比24%安)とトマト(前週比5%安)は平年比で1割高程度の価格となり、特に高かったキャベツ(前週比9%安)にしても、平年比で3〜4割高程度までに落ち着いてきた。 まだ全体的に高値水準で、ここしばらくはその状態が続きそうだが、農林水産省によれば、梅雨の本格化とともに6月末には平年並みに回復する可能性があるとのこと。ひところはキャベツ1玉400円なんて時もあっただけに、庶民にとっては一安心といったところだろう。 ところで、なぜ野菜は高騰したり値崩れしたりと価格が乱高下するの
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