4月3日、フランス大統領選では、サルコジ大統領は最初の投票では得票率でトップになる可能性があるものの、5月6日の決選投票では依然敗北するとみられている。2日撮影(2012年 ロイター/Benoit Tessier) [パリ 3日 ロイター] フランスで発表された複数の世論調査によると、今月第1回投票が行われる大統領選をめぐり、サルコジ大統領は最初の投票では得票率でトップになる可能性があるものの、5月6日の決選投票では依然敗北するとみられている。 有権者は依然、野党・社会党(PS)のフランソワ・オランド前第1書記を支持しており、第2回投票でのオランド氏の優位はゆらいでいない。 サルコジ大統領は、経済問題に対する国民の不満などに苦戦しながらも、印象的なキャンペーンや3月のユダヤ人学校銃撃事件の処理などで若干支持率を取り戻している。だが選挙で逃げ切れる公算は小さい見込み。 一方第2回投票に