こんにちは。 洋服の生地についてのブログを書いています、服地パイセンです。 僕は古着が好きです。 現代の洋服の方が品質は良いのですが、昔の生地ならではの有機的で趣のある風合いを現代の洋服ではなかなか再現できない、古着のそんなところが好きです。 生地も素材も縫製も現代のものは違うのですが、実は染料や染め方は時代とともに変化、進化しています。 天然の染料と人口の染料の違いということではなく、同じ合成染料でも現代の染め方と昔の染め方は大きく違います。 近年では『硫化染め』という染め方はかなり減りました。ヴィンテージウエアをとことん再現しているようなブランドであれば、昔と同じ硫化染めの生地を使ったりします。 「ヴィンテージの風合いを再現したチノパン」 「バックサテンの軍パン」 など、アメカジや古着好きには馴染み深いアイテムです。 なぜ減少しているかというと、SDGsや環境問題により染料の使用を制限