加藤文宏 スティグマ化を狙った命名 早稲田大学人間科学部教授の辻内琢也氏が、「日本で起きている原発事故の問題が、決して福島県に留まった問題ではなく、日本全体の問題であり、さらには国際社会の問題」であるとして、ある種の精神的苦痛に『フクシマ型PTSD』なる命名をした。 さらに『[意見書]フクシマ型PTSD “今やらねばならぬこと”』と題した書籍を2024年8月16日に三和書籍から刊行している。 フクシマ型という命名がスティグマ(「差別」や「偏見」など否定的な意味合い)を固定する、または福島県在住者として苦痛を感じるとする批判があるにもかかわらず、「ヒロシマやナガサキの原爆がカタカナで記載されてきた歴史的経緯に倣ったものです。」と正当化し、撤回の意思がない旨を自身が運営するゼミのブログで表明した。 早稲田大学 辻内ゼミ / TSUJIUCHI Labo. WASEDA 「フクシマ」というカタカ