【ニューヨーク時事】米国立アレルギー感染症研究所を中心とする研究グループは、エイズウイルスの主流であるHIV1型を劇的に無力化する抗体を発見したと発表した。HIVウイルスは変異しやすいが、8日付の米科学誌サイエンス(電子版)に掲載された報告によると、今回特定された抗体はHIV1型の変異株の9割以上を無力化する。将来は、ワクチンや予防薬などへの応用が期待できるという。 研究グループは、エイズ感染者から提供を受けた血清を徹底的に調査。その中から、3種類の抗体とそれを産み出す細胞を特定することに成功した。 【関連ニュース】 ・ 【特集】伝統の健康食品・梅干しパワー ・ 【Off Time】舘ひろしさん、禁煙のススメ ・ 【新着動画】舘ひろしさんが女子高で禁煙を講義 ・ 【特集】すぐに始めよう、高血圧対策 ・ 【特集】健康になりたい!メタボにはこれが利く