落花生を食べるゴルゴ=7月7日、大分市の高崎山自然動物園、阿部写す 大分市の高崎山自然動物園に生息するニホンザルのうち最長老の32歳で、6月から約1カ月失跡したあといったん姿を見せたゴルゴが、7月18日から再び行方不明になっている。サルの寿命は25歳ぐらい。同園は毎年9月1日をすべてのサルの年齢が上がる日としており、この日も姿を見せなかったゴルゴは山で死んだとみて死亡扱いとした。 ゴルゴは2009年11月まで11年3カ月間、B群(526匹)でのαオス(いわゆる「ボスザル」)だった。今年6月1日から行方不明になり死んだとみられていたが、34日後に餌場に姿を見せ、職員を驚かせた。同園のサルが姿を消して1カ月以上たってから戻ったのは初めてだった。 「餌への執着心が強い」「群れで争いがあると真っ先に逃げる」とボスとしての評判は散々だったが、昨年の恋愛シーズンにも相手がいたという。「最後の最後