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路上観察に関するmrnvのブックマーク (10)

  • クリスト建築を鑑賞する :: デイリーポータルZ

    クリストという人をご存じだろうか。巨大な建造物や自然の風景をダイナミックに布で梱包する作品で知られる人気アーティストである。ぼくもこの人の作品は好きなのだが、一方でいつも思うのだ。別にクリストが梱包しなくてもそこらじゅうにそういうのってあるじゃないか、と。 (text by 大山 顕) それはなにかというと、改装工事中のビルがシートで覆われるあれだ。普段見慣れた建物が布で覆われただけで妙な存在感を発揮する。魔法だ。 隠されることで逆に魅力的に、というのはすっぽんぽんより着てる方がなんかエロい、というのに通じているのではないか。そう思うのはぼくがおっさんだからか。 つまりいわゆる「着エロ」だが、「着エロ建築」と呼ぶのも何なので、ここはクリストに敬意を表して以下この覆われた建築物を「クリスト建築」と呼ぶことにする。敬意の表し方を誤っている気もするが。

  • 都電のレール跡をさがす :: デイリーポータルZ

    東京で、巣鴨から上野まで電車で行くとしたらどうするか。 父に学生時代の話を訊いていて、逆にそう訊かれた。巣鴨から上野までなら、当然に山手線を使うだろう。でも、父の答えはちがった。都電で通っていたのだという。 かつては東京中を都電が走っていた。そういうことは知識としては知っているけれど、なんだか遠い昔話のようで実感がない。 たしかに都電が通っていたという証拠を、いまの東京でなんとか見つけられないか。そう思っていたところ、当時のレールが今でも地面に埋まっている場合があるという話を聞いた。 (text by 三土たつお) 都電の遺産はのこっている しらべてみると、当時の都電の遺産はいまでも当にわずかに残っているらしい。 たとえば新橋駅前のこの電信柱は、当時の都電の電線を支えるためのものが残っているのだという。ただ、ぼく自身が当時を知らないこともあり、「この柱が・・」といった感慨はあまり湧いてこ

  • 工場デート :: デイリーポータルZ

    以前「工場見物」と称して当サイトのウェブマスターである林さんと川崎の工場をめぐったことがある。それは楽しいひとときだったのだが、おしむらくは男ばかりだったということ。女性と行ったらもっと楽しいんじゃないだろうか。 そう思って女性を誘って工場へ行ってきました。果たして「工場デート」は成り立つのか。 (text by 大山 顕) ぼくの知り合いの女性たちはぼくの嗜好をよく知っていて、いまさら「工場デート」ぐらいでは驚かない。それじゃ面白くない。そこで人づてに女性を紹介してもらって、その方を連れて行ってみることにした。つまり初対面だ。初対面の男にいきなり工場に連れて行かれる。これはちょっとしたセクハラか。いや、「セク」はない。ただのハラスメントだ。 写真の女性ふたりがその方々。左が福井さん、中央が杉浦さんだ。とても素敵なおふたりで、心が痛む。すまん、工場なんだよ、行くのは。この場を借りて親御さん

  • 細道めぐり :: デイリーポータルZ

    大通りの角に、ふいに現れるやたらと細い路地。 この道を進んでいいのか、それとも行き止まりになるのか、必要以上にどきどきしてしまう。進んだ先で知っている場所へ出ると、思わず声がでるくらいうれしい。 細い路地はなにか秘密っぽい。自分だけが知っているんだぜ、といいたくなる都会の細い道。一人でめぐってみました。 (text by 三土たつお)

  • ホームの座りにくそうなベンチめぐり :: デイリーポータルZ

    「椅子」とは、座るものである。人が座れるような、そして座ることを誘発するような形状を、普通はしているものだ。 でも世の中には「エヘッ?これが椅子?」と思っちゃうような椅子が、多数存在するのはご存知のとおりだ。 しかし、見た目は奇をてらっているようなプロダクトでも、座るとなかなか、「おーい姐さんビールと枝豆」と言いたくなるような座り心地のものもあったり、それゆえに素人目からしても人間工学というのは奥が深そうで興味深い。 と、かしこまって書いてはいますが、要は「エヘッ、あんな椅子、座ったらどうなんの~?」という好奇心をそそられる物件にかたはしから座ってみました。今回は鉄道交通のベンチに的を絞って。 (乙幡 啓子)

  • ビルの上から見たビルの屋上たち(デジタルリマスター)

    1973年東京生まれ。今は埼玉県暮らし。写真は勝手にキャベツ太郎になったときのもので、こういう髪型というわけではなく、脳がむき出しになってるわけでもありません。→「俺がキャベツ太郎だ!」 前の記事:モランボンでモンブランを作る(デジタルリマスター) > 個人サイト テーマパーク4096 小さく息切れ 普段は見えない屋上を見る ビルと言えば、下から見上げることが自然と多くなると思う。それはそれで面白いものが見える場合も多いのだが、どうしても屋上には目が届かない。 そんな屋上を見ることができるのが高層ビルの展望台。今回は景色ではなく、屋上を見るために展望台を巡ってみた。 埼玉県・大宮の「大宮ソニックシティ」 縦横無尽に広がる埼玉がそこにある 最初にやってきたのは、埼玉県の大宮駅そばにある「大宮ソニックシティ」。まず、名前がかっこいい。31階建てのビルだ。最上階の展望ゾーンからは、広がる埼玉がよ

    ビルの上から見たビルの屋上たち(デジタルリマスター)
  • 陸テトラポッドを鑑賞する :: デイリーポータルZ

    テトラポッドって、かわいらしい形をしていると思う。 ず んぐりとしているが、無駄のないフォルム。抱えて持ち上げることができる大きさではないが、建築物というほど大きくもない絶妙なサイズ。そして同じ形をしたそ れらがいっぱい集まっているあの様子。ああ、愛らしい。 海岸の風景を台無しにするとか親水性を低下させるなどの理由で揶揄されがちなテトラポッドだが、ぼくは好きだ。 海岸に行けば彼らに会えることは分かっているが、もっと彼らをよく見ることができる場所はないだろうか。 *「テトラポッド」は株式会社不動テトラの商標です。これらの一般名称は「消波ブロック」なのですが、記事中では分かりやすさを優先して「テトラポッド」を使用しました。 (text by 大山 顕) ふつうの海でご活躍されている状態のテトラポッドを「海テトラ」と呼びたい。波を消し岸を守るという機能性もさることながら、このランダムな置かれ具合

  • 気になる堰、そして円筒分水へ :: デイリーポータルZ

    話には聞いていた円筒分水(えんとうぶんすい)ですが、実物を見たのは初めてでした。 円筒分水とは公平に水を分配するための施設で、円筒の中心に下から水を湧き上げ、外周にあふれ出る水を耕地面積の割合に応じた円周の長さによって分けるという分水方式で、日各地に点在しています。それまでは一の用水路から枝分かれさせてそれぞれの集落に分水していましたが、どうしても流量にばらつきが出るため水争いが絶えず、それを解決すべく考案されました。 この久地円筒分水の場合、直径が16mなので16×3.14で円周の長さが約50.24m。ここでは4方向に分水するのですが、耕地面積に応じて決められた比率はそれぞれ①38.47m、②7.4m、③2.7m、④1.68mで計50.25m。この方法によってほぼ公平な分水が実現され、水争いもなくなったといいます。1cmの誤差は僕が謝りますから目をつぶってください。

  • デイリーポータルZ:東京の本当に何もない駅

    普通、東京23区内において「駅前には何もなくて」という場合、ドトールはあるけどスタバはないとか、せいぜい全日チェーンはあるけどセブンイレブンはないとか、そんな意味である。 駅前に、見渡すかぎりの荒野が広がっているという意味では決してない。 しかし、当に駅前に何もない駅が、銀座からわずか3km程の東京の都心部にあるのだ。 その駅に行って、何もなさを確かめてきた。 (工藤 考浩) ゆりかもめ「市場前駅」 市場前駅は東京の湾岸地域を走る「ゆりかもめ」が2006年3月に豊洲まで延長した際に新しくできた駅である。 駅名が「市場前駅」なのに駅前に市場がない。 そして、市場どころか、ホントになんにもないのがこの駅の最大の特徴であり見どころである。 「市場前」の市場というのは2012年に東京築地市場の移転先として作られる予定の豊洲市場のことだ。 これは、まだ存在しない架空の施設を駅の名称にしていること

  • 家の鼻の穴 :: デイリーポータルZ

    上を見ながら住宅地を歩いていると、かわいらしい穴を見つけることができる。それは、家の鼻の穴。それを今回は鑑賞していきたい。何のことかわからないかもしれませんが、写真見たら「ああ、これか」ってなると思います。鼻の穴。 (text by 大山 顕) その穴とは、専門的には「小屋裏換気口」と呼ばれるものだ。切り屋根を持った住宅側(屋根が下りている面ではなくて、壁の面のこと)の上のほう、屋根と天井の間、つまり屋根裏にあたる位置に取り付けられた換気のための穴。 換気扇や窓を開けての換気が意識的な換気プレイだとすると、この小屋裏換気口は小さいながらも絶えず開いている、いわば家の呼吸口。鼻の穴だ。 高気密、高断熱な最近の住宅では、この鼻の穴はきわめて重要な役割をおっているのだが、そういうことは比較的どうでもよくて、外側から見た際の、その穴に施された装飾を愛でていきたい。キュートなんだよ、この穴が。

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