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2007年6月24日のブックマーク (7件)

  • 期間限定・タケノコの里 :: デイリーポータルZ

    タケノコの季節がやってきた。水煮にして保存しておけば一年中べられるタケノコではあるが、やはり旬の時期にべてこそ、の材だろう。 実は私にとってタケノコというのは小さい頃から慣れ親しんだべ物ではない。生まれ育った秋田でタケノコといえば、指の太さほどの「姫竹」なるものが主流であり、大きなタケノコ(孟宗竹)はほとんど卓に登らなかった。孟宗竹の北限は東北南部と言われている。 つまり、北海道及び北東北に育った者にとって、大きなタケノコは憧れの材なのである。好きだけど、滅多にべられなかったタケノコ。ぶっといタケノコ。 そんなタケノコ料理を、旬の時期だけ客に供する店があると聞いて行ってきた。場所は金沢だ。 (高瀬 克子) 待ちに待ちました この「タケノコの里」のことは、去年から知っていた。しかし知ったのは夏である。「ああ、行ってみたい!」と思っても、実際に行けるのは数ヶ月も先のこと。 べた

  • 地下貯水管完成見学会 :: デイリーポータルZ

    東京都下水道局が建設していた杉並区和田にある地下貯水施設が完成したというので、それを見学してきた。 大雨の際の浸水対策のために、地下50mに巨大なタンクを設置して、地上に降った雨を一時的に貯留しようという施設だ。 地下で巨大という魅力的なキーワードに魅せられて、延々と階段を降りてきた。 (工藤 考浩) 洪水対策 今回訪問したのは、東京都杉並区にある和田ポンプ施設と呼ばれるものだ。 この施設の完成前は大雨が降った際、雨水は川や通常の下水管に流れ込んでいたのだが、流れきらない雨水がそのまま周囲にあふれ出し、それが洪水となってたびたび地域に災害をもたらしていた。 それをこの度完成したポンプ施設および施設地下に建設された和田弥生幹線と呼ばれる巨大貯水管で、処理能力を超えた大量の雨水を一時的に地下に貯水し、雨が止んだらポンプでくみ上げて、すこしずつ下水管に戻そうというのがこの施設の仕組みである。

  • デイリーポータルZ:東京の本当に何もない駅

    普通、東京23区内において「駅前には何もなくて」という場合、ドトールはあるけどスタバはないとか、せいぜい全日チェーンはあるけどセブンイレブンはないとか、そんな意味である。 駅前に、見渡すかぎりの荒野が広がっているという意味では決してない。 しかし、当に駅前に何もない駅が、銀座からわずか3km程の東京の都心部にあるのだ。 その駅に行って、何もなさを確かめてきた。 (工藤 考浩) ゆりかもめ「市場前駅」 市場前駅は東京の湾岸地域を走る「ゆりかもめ」が2006年3月に豊洲まで延長した際に新しくできた駅である。 駅名が「市場前駅」なのに駅前に市場がない。 そして、市場どころか、ホントになんにもないのがこの駅の最大の特徴であり見どころである。 「市場前」の市場というのは2012年に東京築地市場の移転先として作られる予定の豊洲市場のことだ。 これは、まだ存在しない架空の施設を駅の名称にしていること

  • 江戸前オオアサリ(ホンビノス貝)を捕ってきた :: デイリーポータルZ

    初夏の潮干狩りシーズンは、潮時表のチェックが楽しい。休みの日が一番水位が下がる大潮で、さらにお昼頃が干潮だったりすると、つい心ウキウキワクワクしてしまう。 そんな訳で、今年も友達を誘って近くの干潟に遊びに行き、以前DPZでも紹介させていただいたアナジャコやマテガイなどのマニアックな生き物を捕って遊んでいたのだが、また一つ、驚くべき新たな生物が砂の中から現れた。 (text by 玉置 豊)

    mrnv
    mrnv 2007/06/24
  • 長縄、ご自由にお跳びください :: デイリーポータルZ

    皆さんは、子供の頃に長縄跳びをやった経験はありますか。 私の学校では小中ともさかんで、休み時間には校庭のあちこちで、回数を数える声が聞こえていました。 もちろん大人になってから長縄跳びもすっかりやらなくなってしまいましたが、最近妹から興味深い話をききました。 代々木公園にお花見に行った時、友人同士で長縄跳びをしていたら、周りにいた見知らぬ人たちが次々に入ってきたというのです。 想像するだけでも楽しそう。という事で、縄を回しに代々木公園に行ってみました。 (text by ほそいあや) 代々木公園にやってきました。 この日はタイフェスティバルが行われていました。 5月の天気のよい日曜日。タイフェスにぴったりの陽気ですが、私の中では今日はすっかり縄日和です。 イベント会場の周りは賑わっていますが、奥の広場はどんな感じだろう?ガランとしていたらどうしよう? どきどきしながら広場へ向かいました。

  • 驚異の積み木・カプラで、パーフェクト・ジェンガに挑む :: デイリーポータルZ

    先日のべんぞうさんの記事「ジェンガのパーフェクトを見てみたい」は、大変興味深い内容だった。 結局、何度やってもパーフェクトは成らず、その原因として“ジェンガの作りが荒い”ことが挙げられていた。ひとつひとつのブロックが正確に水平に切り出されていないため、積み上げるにつれグラグラしてしまう、と。 これを読んで、 「ならば、精密に切り出された積み木があればパーフェクト・ジェンガが達成できるのでは…??」 そう思って、思い出した。そういえばうちに、パーツの精密さがウリの積み木があったのだ。 (text by T・斎藤) その名は「カプラ」 精密さがウリの積み木、その名は「カプラ」。 小さなカマボコ板みたいな、全部同じ形状のやつがひたすらたくさん入ってる。至ってシンプルな積み木である。 一見、何の変哲もないただの木片だが、ひとつひとつのピースが精巧に作られており非常に安定して積むことができる。 材質

  • 家の鼻の穴 :: デイリーポータルZ

    上を見ながら住宅地を歩いていると、かわいらしい穴を見つけることができる。それは、家の鼻の穴。それを今回は鑑賞していきたい。何のことかわからないかもしれませんが、写真見たら「ああ、これか」ってなると思います。鼻の穴。 (text by 大山 顕) その穴とは、専門的には「小屋裏換気口」と呼ばれるものだ。切り屋根を持った住宅側(屋根が下りている面ではなくて、壁の面のこと)の上のほう、屋根と天井の間、つまり屋根裏にあたる位置に取り付けられた換気のための穴。 換気扇や窓を開けての換気が意識的な換気プレイだとすると、この小屋裏換気口は小さいながらも絶えず開いている、いわば家の呼吸口。鼻の穴だ。 高気密、高断熱な最近の住宅では、この鼻の穴はきわめて重要な役割をおっているのだが、そういうことは比較的どうでもよくて、外側から見た際の、その穴に施された装飾を愛でていきたい。キュートなんだよ、この穴が。