この記事は Linux Advent Calendar 2018 の20日目の記事として書かれた. ここではLinux kerenlにおけるEFI Variableのコードをみていく. EFI Variableとは UEFIでは,EFI varibale(EFI変数)というものが存在する. これは不揮発性メモリ(NVRAM)に値が書き込まれるため, 電源を切っても値が失われることなく保存される. EFI Variableは起動時の起動の順番などが保存される. UEFIにはEFI Variablesへの読み書きを行うための機能が Runtime Servicesに存在する. このため後述するように,OSの起動後もEFI Variableが Runtime Servicesを通して利用可能となっている. 関連する関数は具体的には以下の4つである. GetVariables GetNextVar