IBMとNovellは米国時間27日に、Microsoftが開発を進めるID管理技術「InfoCard」に対抗するオープンソースプロジェクトを発表する。 両社は、「Higgins Project」と呼ばれるオープンソースプロジェクトへの参加を計画している。同プロジェクトの目的は、ネット上で使われている各種の認証システム用のID、プロフィール、関係情報を統合することにより、ユーザーが利用する多数のログイン/パスワードを管理しやすくすることにある。 同プロジェクトには、米ハーバード大学ロースクールのBerkman Center for Internet & SocietyやソフトメーカーのParity Communicationsも参加している。Parity Communicationsは、これまで水面下で密かに利用されてきた「ソーシャルコマース」ソフトを開発している。 IBMを代表するエンジ